トヨタ社長も驚愕!? トヨタ全長6m超「センチュリーリムジン」初公開! 昭和感がスゴい超VIP仕様をお披露目へ

日本自動車大学校はトヨタ「2代目センチュリー」をベースにした全長6m超えの「NATS Low limo」を初公開しました。トヨタ社長もその出来栄えに驚いたセンチュリーリムジンとはどのような仕様なのでしょうか。

本当の豪華仕様「NATS Low limo」がナウい!

 2022年1月14日、日本自動車大学校(通称NATS)はトヨタ「2代目センチュリー」をベースにした全長が6mを超える「センチュリーリムジン」といえる「NATS Low limo」を初公開しました。

こりゃ長い! 全長6mの「センチュリー」カスタム仕様が東京オートサロン2022にて公開!(画像:NATS SNS)
こりゃ長い! 全長6mの「センチュリー」カスタム仕様が東京オートサロン2022にて公開!(画像:NATS SNS)

 NATSは、毎年の東京オートサロンに向けてカスタムカーを複数台製作して展示するのが恒例となっています。

 今回の東京オートサロン2022にで初公開されたのは、前述の通り2代目センチュリーをベースにカスタムしたモデルです。

 2代目センチュリーのボディサイズは全長5270mm×全幅1890mm×全高1475mm、ホイールベース3025mm。

 パワートレインは5リッターV型12気筒エンジンを搭載する大排気量モデルです。

 センチュリーリムジンの製作コンセプトは、「低く 長く 美しく」をテーマに高級セダンのセンチュリーをリムジン化。

 さらにアメリカ発祥のローライダースタイルを取り入れ、和モダンとアメリカンカスタムを融合させ、みんなで楽しめる新しいリムジンモデルを創造したといいます。

 2代目センチュリーは標準でも全長は5mを超えますが、今回のカスタムでは、リムジン化するためにボディを1400mm延長し全長6670mmとしました。

 この延長部分の加工に関しては、NATSの学生達が切断・溶接・補強をおこなったといいます。

 またSKIPPER製のハイドロ・ニューマチックサスペンション「ハイドロリクス」を装着することでローライダー仕様に仕立てています。

 さらに驚くのは内装の豪華さです。

 リムジン化された長い車内にはバーカウンター&テーブルが設置され、まるで昭和感漂う高級VIP仕様ともいえる世界観が誕生しました。

 センチュリーリムジンの制作について、NATSの担当者は次のように話しています。

「当初、センチュリーリムジンのカスタマイズは新型センチュリー顔にスワップする予定でしたが、やはり部品が高く実現することができませんでした。

 そのため、2代目センチュリー(TA-GZG50)のそのままでいくことになりました。

 元々は、1mくらいの延長を予定していましが『やっぱり1m40cmまで延長したい!』とないうことになり、NATSとして史上最大のストレッチリムジンとなりました。

 さらにローライダー化(ハイドロ化)することで、めっちゃ長いめっちゃ低いセンチュリーが完成しました。もちろん内装も製作しております」

※ ※ ※

 NATSの学生達が製作したセンチュリーリムジンは、見た目も超ド級の仕上がりうですが、内装の細かな部分まで作り込まれており、ただの「なんちゃってカスタム」ではなく、「本格的なコンプリートカー」といえる出来栄えとなっていました。

 その結果、東京オートサロン2022にて「セダン部門最優秀賞」を受賞するなどさまざまな人達の心を掴んだようです。

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