マツダ「RX-7ワイスピ仕様」が誕生!? タルガトップのスポーツカーを東京オートサロンで披露!

マツダのスポーツカー「RX-7」を、映画『ワイルドスピード』風にカスタム。東京オートサロン2022に姿を現します。

「RX-7」を映画風にカスタム!

 マツダ「RX-7」を映画『ワイルドスピード』(2011年、米)風にアレンジしたカスタムカーが、「東京オートサロン2022」に登場します。

製作が進む「RX-7」カスタムカー(画像:NATS SNS)
製作が進む「RX-7」カスタムカー(画像:NATS SNS)

 RX-7は1978年、ロータリーエンジンを搭載した本格スポーツカーとして初代モデル(サバンナRX-7)が誕生しました。

 最後となった3代目モデルは、足まわりやボンネットにアルミ素材を使用したことで100kg以上の軽量化を実現。ドライバーが運転を楽しむことを最優先する本格的な「ピュアスポーツカー」となり、海外では「ロータリーロケット」と評されました。

 ボディサイズは全長4295mm×全幅1760mm×全高1230mmで、低いボンネットや大きく張り出したフェンダー、空気抵抗を減少させるためにルーフ中央を凹ませるなどして、スポーティなスタイリングを実現しています。

 RX-7は歴代を通してファンが多いモデルですが、とくに3代目モデルは漫画『頭文字D』や映画『ワイルドスピード』などに登場したことや、製造後25年が経過したクルマはクラシックカーとして米国に持ち込める通称「25年ルール」などが影響して海外で高い人気を誇ります。

 RX-7はこのようなモデルですが、今回このクルマのカスタムを、千葉県にある自動車専門学校の日本自動車大学校(NATS)が手掛けました。

 コンセプトは「FAST&FURIOUS is back 2」です。『ワイルドスピード』に登場する車両をRX-7でイメージしたといいます。

 車両の型式はE-FD3S、製造は1997年。

 外装は、Rocket Bunny製のオーバーフェンダーとサイドステップを軸にフロントバンパー、リヤディフューザー、ウイングをワンオフで製作。さらにART FACTORYバイナルグラフィックを全体に施工しています。

 ホイールはKUHL VERZ-DESIGN KCV04、タイヤはTOYO TIRES PROXES R888Rを装着。このほか、エアサス化でスタンスの流れも継承しつつ、トラスト製のビッグタービン化により馬力アップを実施。

 NATSの担当者は「100万円予算でのチューニングは不可能ですが、学生たちはくじけることなく、それに伴う部品の協賛を各社にお願いし、ご協力を得ることができました。学生たちの熱意が通じたのだと思います」と振り返ります。

 車両は、2022年1月14日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される東京オートサロンで展示される予定です。

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