日本のEVは「家電と同じ轍」を踏むか 押し寄せる中国メーカー パクリの時代は終わった?
中国の自動車メーカー、第一汽車が日本に上陸。2022年夏にはEVも日本で導入するといいます。日本国内のEVは、家電のように中国メーカー製に取って代わる日が来るのでしょうか。
中国で50万円EVが売れるも、薄利多売は得策ではない?
では、安い中国製EVについてはどうでしょうか?
中国国内で販売が好調なのは、50万円前後の上汽通用五菱汽車「宏光MINI EV」です。
中国では2000年代から山東省を中心に、20万円から50万円ほどの低速小型EVの中小メーカーが数多く生まれました。ただし、品質に不安定な部分が残るなどで、本格普及には至りませんでした。
上汽通用五菱汽車「宏光MINI EV」
一方で、中国地場の商用車メーカーや乗用車メーカーが、新たなる商材として研究開発を進め、2010年代後半から低価格でも一定程度の性能を保証する小型EVが登場するようになりました。
こうした小型EVを中国政府が海外展開を積極的に後押しするかどうかは、やや疑問が残ります。
なぜならば、第一汽車の高級EVのように、日本メーカーと堂々と肩を並べることができるクルマの安定的な生産と販売を優先する可能性が考えられるからです。
「安かろう良かろう」という薄利多売ではなく、付加価値も売価も高い分野で中国勢は日本を含めたグローバルでのEVシフトを進めていくのではないでしょうか。
第一汽車に代表される中国メーカーの今後のEV戦略を注視していきたいと思います。
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