メルセデスAMG初のEV「AMG EQS 53」 欧州で受注開始! 2モーターの4WDで約2000万円から
わずか19分で最大300kmの航続距離追加
搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は107.8kWh。コバルトの含有量を10%まで削減し、ニッケル:コバルト:マンガンを8:1:1の割合で配合した最適な活物質を使うなど、サステナビリティを大幅に向上させているのも特徴です。
バッテリーのマネージメントシステムもAMG専用に構成され、ドライビングモードの「スポーツ」「スポーツ+」ではパフォーマンスを、「コンフォート」では航続距離を重視します。
新世代のバッテリーのもうひとつのメリットは、充電時間が大幅に短縮されたことです。
メルセデスEQの姉妹車と同様、バッテリーは最大200kWの急速充電に対応します。この場合、わずか19分で最大300km(WLTPモード)分の電力を補充することが可能です。また普通充電は最大22kWに対応し、日本においては双方向充電も可能になっています。
またバッテリーは耐久性にも優れています。インテリジェントな制御により充電中のバッテリーの負荷を軽減、バッテリーの劣化プロセスをおくらせることができます。また充電中断機能は、自由に選択できる時間帯に充電を中断、深夜時間帯など安価なオフピーク電力をあとから利用することも可能です。
バッテリー保証は10年または25万kmとなっています。
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メルセデスAMG社の取締役会長、フィリップ・シーマー氏は「AMG EQS 53 4MATIC+は、パフォーマンスセグメントの初のオールエレクトリックカーです。ラグジュアリーな雰囲気の中に革新的な電動モビリティと、スポーティで俊敏なドライビングダイナミクスの組み合わせを求めるクルマ好きのためのモデルです。AMG初のEVにより、新たな顧客層を獲得できることは間違いありません。
そう遠くない将来、完全に自社開発したAMG EAプラットフォームを用いて、さらにAMGのEVモデルが登場するでしょう」とコメントします。
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