お酒入りのチョコやスイーツって食べても平気? 運転したら「酒酔い運転」の可能性も!

運転前、故意にアルコールお菓子を食べたら?

 さらに前出の担当者は、自身がアルコール成分の入っているお菓子を摂取したことを認識したうえで運転することについて「度数に関係なく、故意に危険な運転をおこなっているとして別の違反に該当する可能性もあります」と話します。

 担当者が話す「別の違反」については、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」第3条において、下記のように記載が見られます。

「アルコール又は薬物の影響により、その走行中に正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で、自動車を運転し、よって、そのアルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態に陥り、人を負傷させた者は十二年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は十五年以下の懲役に処する」

 このように、「自身がアルコールを摂取している=正常な運転が保証できない状態」で運転し、死傷者が出るような事故を起こした場合には、12年以下の懲役、もしくは15年以下の懲役が科されることになります。

たった一杯で大惨事に繋がることも
たった一杯で大惨事に繋がることも

「これくらいなら…」という油断の気を持たず、アルコールはアルコールとして認識し、酒気帯び運転の既定値以下の量であっても運転するのはやめるようにすることが重要です。

※ ※ ※

 一方で、コンビニで缶ビールを買う場合と、1箱のチョコレートを買う場合では、店員から見ても周囲の人から見てもアルコールを購入しているとは認識されづらいでしょう。

 また、自分自身もアルコール入りとは気が付かずに購入してしまう可能性があります。

 お菓子を買う前にも、一度パッケージを確認してアルコールが入っていないかどうか確認したほうがより安全といえるかもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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