中国高級ブランド「紅旗」旗艦店が日本初オープン! 1000万円超え高級セダン「H9」展示も! 今後の展望は?

「紅旗」が日本で展開するモデルは? 今後は東京進出も?

 2021年12月現在、日本ではH9に加え、セダンのH7、ミドルサイズSUVのHS7、そして紅旗の最上級フラッグシップモデルであるL5が販売されています。

 そのなかでも一番人気はH9で、パワートレインは、2リッター直列4気筒ターボチャージャー+48Vマイルドハイブリッドと3リッターV型6気筒スーパーチャージャーの2種類が用意されています。

 2リッターモデルは装備が異なる4グレードで構成されており、3リッターモデルは5座と最上級の4座の2グレード。

 エントリーグレードである「2.0 Y」は610万5000円、それに続く「2.0 X」は657万8000円、「2.0 R」は720万5000円、そして2リッターモデルの最上級「2.0 SP」は811万8000円です。

 3リッターモデルに関しては、5座の「3.0 SP」は966万9000円、4座の「3.0 G4」は1097万8000円からとなっています。

2021年12月19日に日本初のショールームがオープンした紅旗(撮影:加藤ヒロト)
2021年12月19日に日本初のショールームがオープンした紅旗(撮影:加藤ヒロト)

 今後はH9の全長とホイールベースを200ミリメートル延長した「H9+」、純電動SUV「E-HS9」、フルサイズSUV「LS7」、ミドルサイズSUV「HS5」、そしてミドルサイズセダン「H5」の日本販売も2022年に予定されています。

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 また、紅旗のショールーム「紅旗エクスペリエンスセンター」も反響次第では大阪のみならず、東京や名古屋など日本各地に増やしていく計画です。

 今後、日本の街中で紅旗のモデルたちを目にする機会がさらに増えることでしょう。

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Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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