スズキ新型「スペーシアカスタム」がド迫力グリルでアルファード化!? SUV風の「ギア」が一番人気な訳
スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシアカスタム」が大胆なデザインに一新します。これについてユーザーはどのような感想を抱いたのでしょうか。アンケートを実施してみました。
スズキ「スペーシアカスタム」が大人気の高級ミニバンと似てる!?
スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」が一部改良し、2021年12月24日に発売されます。
スペーシアはデザインが異なる3つのタイプをラインナップしていますが、今回は標準モデルとカスタム仕様「スペーシアカスタム」のフロントマスクを変更。
標準モデルはフロントグリルに横基調のメッキバーを追加、スペーシアカスタムは大型グリルをより強調する、アグレッシブなデザインになります。
新デザインを採用するスペーシアカスタムについて、SNSのユーザーはどのような感想を抱いたのでしょうか。アンケートを実施しました。
まず、「グリルの存在感が増したスペーシアカスタムについてどう思いますか?」という質問では、「とても良い」が25.6%、「まあまあ良い」が23.1%、「それほど良いと思わない」が30.8%、「まったく良いと思わない」が20.5%と、良い・悪いがほぼ半々という結果となりました。
好印象を抱いた回答者の意見では、「カスタムのキャラクターにとてもマッチしたデザイン」「軽自動車の高級車」「ほかの軽自動車とは違うエクステリアで一目見てスペーシアだとわかる」など、個性的かつ高級感が増したと感じた人が多かったようです。
その一方、「グリルが派手すぎる」「もっと穏やかなデザインの方が良い。」と、迫力がありすぎるデザインがスペーシアカスタムに似つかわしくないという意見を持つ人もいました。
さらに、トヨタの高級ミニバン「アルファード」のグリルと似ているといったコメントも多く寄せられています。
アルファードは2015年に3代目へとフルモデルチェンジした際に、迫力のある大型グリルを装着して人気を得ましたが、スペーシアカスタムでも競合車との差別化を図るべく、ダイナミックなデザインを取り入れたといえそうです。
またスペーシアがほかの軽スーパーハイトワゴンと違うところは、前述のように3つのスタイルを設定していることが挙げられます。
「スペーシアの3つのスタイルのなかでどれが一番好みですか?」という質問では、もっとも人気が高かったのが「スペーシアギア」(46.2%)でした。次いで「スペーシアカスタム」(28.2%)、「標準モデル」(25.6%)という結果となっています。
スペーシアギアは、アウトドアに映えるSUV風のグレードです。
専用の丸型のヘッドランプやフロントグリルなどを装着したタフなデザインに、内装はブラックインテリアにオレンジのアクセントカラーを施すとともに、ツールボックスをイメージしたインパネアッパーボックスを採用するなど、遊び心が感じられる仕様です。
スペーシアギアを支持する人のコメントとして、「道具感がカッコいい」「スライドドアを装備しつつ、アウトドア需要と無骨なデザインを上手くまとめている」「遊びに行く時にワクワクするようなデザインが好き」など、ほかの軽自動車ではあまり見られないアウトドア感やギア感に関心を持つ人が多いようでした。
ちなみに、スペーシアカスタムを選んだ回答者の意見として「スポーティで格好良い」「メッキが入っていて高級感があるから」、標準モデルを選んだ人からは「シンプルでおしゃれだから」「軽らしいデザイン」といった意見が寄せられています。
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他社の軽スーパーハイトワゴンは、標準モデルとカスタムモデル、または三菱「eKスペース」のように標準モデルとSUV風モデルを揃えているものの、3つのスタイルを用意するモデルはスペーシアのほかにはありません。
なお、今回の一部改良では、スペーシアギアの特別仕様車として、ホワイトの外装パーツやブラウン基調のインテリアを採用したナチュラルでカジュアルなアウトドアテイストの「マイスタイル」が設定されましたが、ほかのモデルにはない個性を際立たせたスペーシアの人気がより一層高まりそうです。
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