価格は1億円!? 日ハム“ビッグボス”こと新庄剛志氏がランボルギーニ「カウンタック」で登場したワケ

ビッグボスが乗っていたのは、時価1億円のLP5000S!

 ファンフェスティバル2021で子どもの頃の夢を再び叶えた新庄さんですが、この際に乗っていたカウンタックはどのようなシロモノなのでしょうか。

 実はこのカウンタック、札幌を中心に中古車販売をおこなう「ティーバイティーガレージ」から貸与されたものです。

 同社は日本ハムファイターズのスポンサーも務めており、その縁もあって今回新庄さんのパートナーに選ばれたようです。

 エクステリアカラーは白、インテリアカラーは赤というこの1台は、1984年式のLP5000Sです。

 LP5000Sは1982年に登場し、1985年までの間に323台が生産されています。

 新開発の4.8リッターV型12気筒エンジンを搭載している点が特徴で、アメリカではじめて正式な型式認証を受けたモデルでもあります。

 今回貸与されたこの個体は、実際に大手中古車サイトにも掲載されており、その情報によると走行距離はおよそ1万km、内外装のコンディションも良好のようです。

 気になる値段ですが、同社によると「時価1億円」で案内しているとのことです。

 ただ、スーパーカーに詳しい業界関係者は次のように話します。

「1984年式のLP5000Sが1億円というのは、近年のヴィンテージカーの高騰を踏まえてもやや割高なように感じます。

 希少車の場合、価格は販売側の『言ったもん勝ち』という部分もありますが、今回のケースは宣伝目的でキリの良い数字としていると考えるほうが自然かもしれません」

真っ赤な内装がド派手! “ビッグボス”こと新庄剛志氏が乗っていたものと同型のランボルギーニ「カウンタック LP5000S」
真っ赤な内装がド派手! “ビッグボス”こと新庄剛志氏が乗っていたものと同型のランボルギーニ「カウンタック LP5000S」

 実際に、同社では札幌市内にあるショールームにこのLP5000Sを展示しており、広告塔としての役割も持たせているようです。

 一方、販売する気がまったくないわけではなく、「詳細については来店してもらったうえでお伝えする」(同社関係者)として、まずは購入意欲などを確認したい意向があるようです。
 
※ ※ ※

 報道によると、新庄さんは年俸1億円の単年契約で監督に就任したようです。

 今季はパ・リーグ5位に甘んじた日本ハムファイターズですが、「ビッグボス」効果で来季以降大躍進を遂げれば、この純白のカウンタックは名実ともに新庄さんのものになるかもしれません。

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Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明

自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。

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