最上級仕様は344万円! トヨタ「ノア/ヴォクシー」を購入出来る年収条件は? いくらあれば余裕なのか
初期費用はおよそ380万円!年収に換算すると760万円必要?
乗り出し価格がおよそ380万円のノアとヴォクシーですが、年収に換算するといくらがボーダーラインとなるのでしょうか。
年収の半分がクルマの購入費用として妥当であるとすれば、年収760万円が求められる計算です。
とはいえ、一気に380万円を支払うとなると、なかなか即決できるような金額ではないといえます。
では、分割で少しずつ支払えるローンを活用した場合ではどうでしょうか。
トヨタの公式サイトで提示されている、実質年率7.8%の頭金なしのローンを想定した場合、36回払いでは毎月11万4700円、60回払いでは7万4100円支払うことになります。
食費や家賃などの月々の支出を考えると、クルマにかけられる費用は手取り月収のおよそ20%といったところでしょう。
手取り月収の20%をクルマの支払いに充てた場合、36回払いでは57万3500円、60回払いでは37万500円の月収が必要になります。
これを年収に置き換えると、36回払いはおよそ700万円、60回払いはおよそ460万円がボーダーラインとなりそうです。
ローンで分割にした場合では、1回当たりの支払額が現金購入より抑えられるというメリットはありますが、合計金額が安くなるというわけでなく、一般的にはむしろ手数料などでやや高くつきます。
そこで、最近利用する人が増えているのが残価設定型ローンです。
残価設定型ローンにはさまざまな制約があるため、一般的なローンと比較することは難しいかもしれませんが、単純に見ると毎月の支払額はローンよりも安く抑えられます。
実質年率5.8%の頭金なしで残価設定型ローンを利用した場合、36回払いでは7万1100円、60回払いでは5万3600円です。
ローンの場合同様に、手取り月収の20%をクルマの支払いに充てるとした場合、36回払いでは35万5500円、60回払いでは26万8000円が必要だと考えられます。
また、年収で考えると、36回払いの場合およそ450万円、60回払いの場合およそ340万円あればノア/ヴォクシーの最上級グレードの購入に手が届くかもしれません。
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2022年冬にノア/ヴォクシーがフルモデルチェンジするという話も出ています。
そのため、現行モデルを新車で購入したいと考えている人はいまがチャンスかもしれません。
メーカー務めで綺麗な奥さんとマイホームが待っている上級国民の車。上級国民の踏み台にされる私ら底辺には縁のない車でしょう。