最上級仕様は344万円! トヨタ「ノア/ヴォクシー」を購入出来る年収条件は? いくらあれば余裕なのか
トヨタ「ノア」と「ヴォクシー」は、どちらも人気のミニバンです。では、最上級グレード(同価格)を購入するにはどのくらいの年収が必要でしょうか。
トヨタのミドルサイズミニバンとなる「ノア」と「ヴォクシー」は、エンジンやシャシを共有する兄弟車といえる存在で、両車とも2001年に登場し、現在までモデルチェンジを続けながら販売されているロングセラーモデルです。
その人気も安定しており、日本自動車販売協会連合会が公表するデータによると、2020年度の登録車台数はノアが16位、ヴォクシーはさらに上をゆく10位を記録しています。
2台のターゲット層について、都内のトヨタ販売店の担当者は次のように話しています。
「ノアとヴォクシーはターゲット層が若干異なります。
年齢層は同等ですが、ノアのほうがやや落ち着いた印象のお客さま、ヴォクシーのほうがアグレッシブなお客さまが多いように見えます」
販売面ではどちらも人気となっていますが、実際に最上級グレード(同価格)を購入するのにはどのくらいの費用が掛かるのでしょうか。
トヨタの公式サイトでそれぞれ、最上級グレードかつ特別仕様車の「ノア HYBRID Si W×B III」、「ヴォクシー HYBRID ZS 煌 III」が344万3000円です。
ノアの1番人気は、有償色(3万3000円)の「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」、ヴォクシーの1番人気は「ブラック」です。
費用を算出するにあたり、ノアで人気の「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」はヴォクシーに設定が無いことから、今回は追加費用の掛からず、どちらにも設定されている「ブラック(0円)」を選びます。
また、「フロアマット(6万8200円)」、「エントリーナビ(9万3500円)」と「ETC2.0ユニット(3万6300円)」も追加。
ここまでで、オプション装備は19万8000円となり、車両本体価格とあわせると364万1000円です。
さらに、税金・保険料として自動車税種別割9000円、自動車税環境性能2万9700円、自動車重量税1万5000円、自賠責保険料2万7770円。販売諸費用として7万4380円が加算されます。
そのため、ノア/ヴォクシーの最上級グレードを購入するには、379万3850円が必要です。
メーカー務めで綺麗な奥さんとマイホームが待っている上級国民の車。上級国民の踏み台にされる私ら底辺には縁のない車でしょう。