「最低年収はいくら必要?」トヨタ「ランクル300」510万円仕様を買える人の条件は? 余裕で買えるのは日本人の3%!?

540万円超のランドクルーザー 所有するには年収1000万は必須?

 では、ランドクルーザーのエントリーモデルを購入するには、年収はどのくらい必要なのでしょうか。

 一般的には、「クルマの価格は年収の50%が妥当」とされており、これを基準に考えると、ランドクルーザーのエントリーモデル購入には、およそ1100万円の年収が必要になります。

 国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」では、2020年12月時点で、日本人全体の平均給与は467万円となっており、年収1000万円以上-1500万円以下の人は全体の約3%です。

 つまり、単純に考えると、ランドクルーザーのエントリーモデルを購入できるのは、日本人のなかの3%しかいないということになります。

2021年11月時点にオーダーすると、納車まで2年以上かかるというトヨタ「ランクル300」
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 一方で、ローンを使うと実質年率5.5%で頭金なしの場合、36回払いでは約16万円、60回払いでは約10万円です。

 手取りの20%をローン返済に充てることができる場合、36回払いでは月収85万円、60回払いでは55万円が最低でも必要になるといえます。

 また、実質年率4.9%の残価設定ローンを利用すると、36回払いでは月々およそ7万円、60回払いでは6万円となります。

 前述と同様に、手取りの20%をローン返済に充てることができると考えると、月々の月収としては36回払いでは40万円、60回払いでは35万円が最低条件です。

 本来、年収1100万円以上が求められるランドクルーザーを、月々6万円から7万円ほどで購入できるのは残価設定ローンならではです。

 都内のトヨタ販売店営業担当者は、「最近では車種に限らず、残価設定ローンで購入する人が非常に増えています」とし、ランドクルーザーの残価率については以下のように話します。

「現在、ランドクルーザーの残価率は、ガソリン仕様が3年で70%、5年で56%です。

 ディーゼル仕様が3年で67%、5年で53%となっており、ガソリン仕様のほうがやや残価率が高くなっています」

※ ※ ※

 前述のように、現在のランドクルーザーの納期は最短でも2年が見込まれており、購入してから手元に届くまでには時間がかかりそうです。

 ランドクルーザー購入の際には、残価設定ローンも視野に入れつつ、早めに検討したほうが良いかもしれません。

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2件のコメント

  1. バブルの頃なら年収100%でもOKだったけどな。
    なぜかローンが組めたし払えたんだよな。
    何しろ年功序列で倍々ゲームとは言わないが、毎年給料が結構上がってボーナスも結構もらえた。
    その頃から比べると正社員が減って給料は上がってないし、車両価格が倍ぐらいになってるしな。
    あまりに意味のない文章。

  2. ランクルはかっこいいね。
    今は給料も横ばいだからそうそう簡単には買えない車です。
    ランクルは盗難も多いから車庫も防犯対策バッチリのそれなりの車庫じゃないと怖いし。
    いろいろハードルの高そうです。

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