ホンダ新型「シティ」ハッチバックも加わって登場! 新エンジン搭載でブラジルで発売へ

ホンダのブラジル法人が新型「シティ」を発表しました。従来のセダンタイプに加え、ハッチバックも登場。新開発エンジンを搭載し、セダンは3グレード、ハッチバックは2グレードで展開します。どのような装備や機能を盛り込んだのでしょうか。

「ホンダ・センシング」ブラジルで初搭載

 ホンダのブラジル法人は2021年11月18日(現地時間)、コンパクトカーの新型「シティ」を発表しました。

ホンダの新型「シティ」
ホンダの新型「シティ」

 従来のセダンに加えて、ハッチバックもデビュー。また、ブラジルで生産されるホンダ車としては初めて安全運転支援機能「ホンダ・センシング」が搭載されています。

 車内は、全モデルに、広々としたスポーティなダッシュボードを採用。

 セダンは、全グレード(EX、EXL、ツーリング)で、エンジンスタートボタン、キー接近によるロック解除システム(スマートエントリー)、新型8インチタッチスクリーンマルチメディアセンター(Android Auto、Apple CarPlayワイヤレス対応)、マルチビジョンリアビューカメラなどを備えています。

 EXL以上のグレードは、リアパーキングセンサー、レザーシート、デジタル&オートマチックエアコン、キーレスロック機能なども用意されています。

 また、ツーリンググレードには、フロントパーキングセンサーやフォトクロミックバックミラーが装備されています。

 ハッチバックは、全グレード(EXL、ツーリング)にマジックシート、エンジンスタートボタン、キーアプローチによるロック&アンロックシステム(スマートエントリー)、デジタル&オートエアコン、8インチタッチスクリーンマルチメディアセンター(Android Auto、Apple CarPlayワイヤレス対応)、マルチビューリアビューカメラ、リアパーキングセンサー、レザーシートなどを搭載。

 また、ツーリンググレードは、フロントパーキングセンサーが装備されています。

 新型シティのパワーユニットは、新たに開発された1.5リッター直列4気筒DOHC i-VTECエンジンを採用。排気バルブと吸気バルブにそれぞれ2本のオーバーヘッドカムシャフトを備えた直噴式エンジンで、最高出力は126馬力/6200rpmです。

 また、ブラジルならではの仕様として、ガソリンとエタノール燃料が使えるバイフューエルに対応しています。

 燃費(Programa Brasileiro de Etiquetagem)はガソリンの場合、セダンが市街地走行で13.1km/L、一般道で15.2km/L。ハッチバックでは市街地で13.3km/L、一般道で14.8km/Lです。

 トランスミッションはCVT(無段変速機)が進化し、下り坂で加速を抑えるためにエンジンブレーキを自動で強くするなどの新機能が盛り込まれています。

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