免許なくても知っておくべき! クルマ・バイクに乗らずとも覚えておきたい道路標識 5選

ほかにもある知っておくべき道路標識とは

 ●専用通行帯・優先通行帯

「専用通行帯」の標識で専用通行帯が指定されている場合、その道路をほかのクルマが通行することはできません。

「優先通行帯」の標識がある道路の場合は、通行可能ですが路線バス等の優先すべき車両が近づいてきた際には、速やかにその通行帯から出なければなりません。

 はじめから道が混んでいる場合は、路線バスの走行を妨げる恐れがあるため、入らないようにすることが推奨されます。

 これらに注意する必要はありますが、一方で、首都圏の交通安全課担当者は「バスの専用通行帯には、一般的に『除外標識』が設置されており、自転車や原付は走行できることもあります」といい、条件によっては原付などは可能になっています。

バスの専用通行帯も…覚えておきたいところ!
バスの専用通行帯も…覚えておきたいところ!

 ●指定方向外進行禁止

「指定方向外進行禁止」は、交差点手前の路端や対面する信号機、または通行止め指定場所に設置されており、矢印の方向以外の進行が禁止されていることを表します。

 この標識の指示に従うと、場合によっては、かなりの遠回りになってしまうこともあるため、標識に注意するとともに、複数のルートを考える必要があることも視野にいれておくと良いかもしれません。

 交差点は形状も含め、交通ルールが複雑な場合もあるため、よく使う場所は通行のしかたを把握しておくことが大切です。

※ ※ ※

 今後も免許を取得する予定がない人の場合、道路標識を学ぶ機会は限られていますが、少なくとも自宅周辺の標識は把握し、その意味を理解しておくのが重要です。

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