7年ぶり首位奪還! スズキ「ワゴンR」が販売台数首位獲得 ホンダ「N-BOX」は2年ぶりの首位転落
2021年11月5日、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会は2021年10月度の軽自動車販売台数ランキングを発表しました。販売台数首位はスズキ「ワゴンR」が獲得しました。
ワゴンRが約7年ぶりに首位獲得
2021年11月5日、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会は2021年10月度の軽自動車販売台数ランキングを発表しました。
販売台数首位はスズキ「ワゴンR」(販売台数8808台)が獲得し、2014年12月度以来約7年ぶりに首位を獲得しました。
2位以下の販売台数を見ると、2位が日産「ルークス」(8696台)、3位がホンダ「N-BOX」(7442台)、4位がスズキ「スペーシア」(6319台)、5位がスズキ「ハスラー」(5416台)と続きます。
スズキは2021年9月10日に、ワゴンRシリーズとして初めて後席両側スライドドアを採用した新型車「ワゴンRスマイル」を発売しました。
そのため、全国軽自動車協会連合会が発表するランキングもワゴンRとワゴンRスマイルを合算した台数となり、今回のワゴンR首位獲得に貢献したと考えられます。
なお、N-BOXは2019年12月度から軽自動車販売台数首位を連続して獲得していましたが、今回約2年ぶりに記録(22か月間連続首位)が途切れたことになります。
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●2021年10月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報 乗用車ベスト15
・1位:スズキ「ワゴンR」(8808台)
・2位:日産「ルークス」(8696台)
・3位:ホンダ「N-BOX」(7442台)
・4位:スズキ「スペーシア」(6319台)
・5位:スズキ「ハスラー」(5416台)
・6位:日産「デイズ」(5035台)
・7位:ダイハツ「タフト」(4926台)
・8位:ダイハツ「タント」(4771台)
・9位:ダイハツ「ミラ」(4520台)
・10位:ホンダ「N-WGN」(4396台)
・11位:スズキ「アルト」(3890台)
・12位:ダイハツ「ムーヴ」(3336台)
・13位:三菱「eK(eKシリーズ)」(2511台)
・14位:スズキ「ジムニー」(1994台)
・15位:スズキ「エブリイワゴン」(1298台)
ワゴンRスマイルが好調なのはわかるが、
他の既存車種の登録台数が軒並み減少してる事から判るように
半導体不足、コロナ渦、原油価格高騰などの影響に伴う部品調達不足問題が深刻化してる中で
各車実際の受注に応えられていない状況での順位だけに
首位奪還と安易に喜べない所でしょう。