トヨタが最強キャンパー発表! 新型「タコジラ」世界初公開! レトロかつ存在感爆アゲな巨体 米で登場
トヨタの米国部門は、キャンピングカーのコンセプトモデル 新型「タコジラ」をSEMAショー2021で世界初公開しました。
レトロ感のある巨大キャンパーが登場
2021年11月2日(現地時間)、トヨタの米国部門はSEMAショー2021でキャンピングカーのコンセプトモデルとなる新型「タコジラ」を世界初公開しました。
タコジラは、全長が5mを超えるトヨタの海外専売ピックアップトラック「タコマ」の「TRDスポーツ」仕様をベースに、荷台部分を寝泊まりできる空間に換装。
カスタムメイドのフレームとアルミニウム製の外板で構成され、身長180cm以上の人でも歩いて移動できるほどの、広く快適なキャビンを実現したといいます。
外観は1970年代から1980年代のトヨタキャンパーをリスペクトしてデザインされました。すべての角が丸く、タコマの外観デザインと調和した美しい外観も特徴です。
キャビンは運転席上部に突き出しているほか、立体的な形状のバックドアの設計には、100時間以上が費やされました。
ボディ色は、ホワイトをベースにイエロー、オレンジ、ブロンズなどレトロ感のあるコーディネートで仕上げられています。
キャビン側と運転席・助手席側はつながっていて、荷物の受け渡しが可能。キャビンの装備として、ポップアップ式のレキサン製大型天窓を追加しました。
ほかにも、タコマのエンジンルーム内に新たにバッテリーを設置して、スペース効率を高めながら電力を供給できるようにするなどの工夫が施されています。
カスタムのサポートとボディの塗装は、米国トヨタにとって長年のパートナーであるテキサス州マッキーニーのComplete Customs社が担当。
チーク材のフローリング、温水シャワー付きのバスルーム、コンロとシンクを備えたキッチン、バックライト付きのウォールアートにもなるダイニングテーブル、十分な広さの就寝スペースを用意しています。
オフロード走行時を想定して随所に補強を実施したほか、標準のTRDスポーツサスペンションに対して2インチ(約5.1cm)分のリフトアップを実施。
タイヤは285/70R17のGeneral Tire Grabber X3オールテレーンタイヤを装着します。
プロジェクトのチームマネージャーを務めるトヨタ・モータースポーツ・ガレージのマーティー・シュヴェルター氏は、新型タコジラについて次のようにコメントしています。
「私たちが目指したのは、適切に設計された車両であると同時に、とてもクールに見える車両を作ることでした。私はキャリアのなかでレースカーに囲まれた生活を送ってきましたが、レースカーはクールな見た目をしています。キャンピングカーも格好いいものにしたかったのです」
また、マーケティング部門のバイス・プレジデントを務めるリサ・マテラッツオ氏は次のようにコメントします。
「新型タコジラは、オーバーランド(クルマで長距離移動しながら、車中泊・車上泊やアウトドアを楽しむ旅のスタイル)やアウトドアを愛する多くのオーナーに向けたクルマで、トヨタの“go-anywhere”というブランドプロミスを象徴しています。
あなたはSEMAショーの会場内でも、またキャンプ場やオフロードにいても、新型タコジラの存在を見失うことは難しいでしょう」
新型タコジラが展示されるSEMAショー2021は、2021年11月2日から5日の日程でネバダ州ラスベガスで開催されます。
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