TOYOTA GAZOO Racingは、「GRヘリテージパーツプロジェクト」として「カローラレビン／スプリンタートレノ（AE86）」の補給部品を復刻し、2021年11月1日より国内、海外向けに再販売しました。

　このプロジェクトは、「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というユーザーの想いに応えるべく、すでに廃番となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組みです。

　これまでに「A70／A80スープラ」「トヨタ 2000GT」「ランドクルーザー40系」の部品が復刻されており、AE86はそれに続く第4弾目のモデルとなります。

　カローラレビン／スプリンタートレノは、「カローラ」「スプリンター」シリーズのスポーツ系モデルです。

　なかでも、1.6リッターDOHC16バルブ（4A-GEU）エンジンを搭載したグレードの車両型式がAE86で、1987年の生産終了から30年以上経った現在でも“ハチロク”の名で人気を博しています。

　また2021年10月28日に発売となった新型「GR86」や、2012年4月に発売された「86」は、AE86の伝統を継承しています。

　今回ラインナップされるGRヘリテージパーツは、リアブレーキキャリパー、ステアリングナックルアーム（2021年11月1日発売）、リヤドライブシャフト（2021年12月1日発売予定）です。

　11月1日より、準備が整った部品から通常の純正部品と同様にトヨタの販売店で購入することができますが、サプライヤーによる特別協力のうえでの限定生産となるため、工場での生産期間終了後は在庫限りでの販売となります。

　また品番や価格、生産期間などの詳細については、11月1日より準備が整った部品から順次GRヘリテージパーツWebサイトにて公開される予定です。

　なお、従来のトヨタの販売店に加え、2021年12月中に全国のジェームス各店舗にてAE86を含む復刻部品（2000GT除く）の取り扱いが開始されます。

　さらに、オンラインで部品を購入して自身で車両整備をするユーザー向けに、ネット通販サイトの「楽天市場」上に「TOYOTA GAZOO Racing　楽天市場店」を出店し、同年12月中にオンラインでの復刻部品販売を開始。

　店舗URLやオンラインでの販売開始日などの詳細は決定次第、GRヘリテージパーツWEBサイトおよびTOYOTA GAZOO RacingのSNSなどで公表されることになっています。