最強キャンプ仕様SUVをホンダ&日産がお披露目へ 「どこでもキャンプ」 タフ顔カスタムを米国で発表!
北米では、旅先で自由にキャンプをするというスタイルが定着しています。そうした背景により、2021年の「SEMAショー」ではホンダと日産がそれぞれキャンプ仕様のSUVをお披露目するようです。
トヨタに続きホンダ&日産が「どこでもキャンプ」仕様をお披露目へ
SEMAショーは、米国法人を展開する自動車メーカーが多く出展するカスタムイベントです。
2021年は11月2日から5日に開催されますが、ホンダや日産はさまざまなカスタムモデルをお披露目する予定となり、なかでもキャンプ仕様SUVといえる2台のモデルが注目されています。
1台は、2021年10月26日に米国ホンダが存在を明かした「パスポート・トレイルスポーツ・ラギッドロードプロジェクト2.0」(以下、プロジェクト2.0)です。
これは、ホンダが北米で展開するSUV「パスポート」のオフロード仕様「パスポート・トレイルスポーツ」をベースにカスタムしたモデルとなります。
パスポート・トレイルスポーツ自体が高いオフロード性能を有していますが、プロジェクト2.0では数々のホンダ純正アクセサリーや、キャンプに適した装備が搭載されています。
純正アクセサリーとして、ルーフクロスバーやフェンダーフレア、トレーラーヒッチ、カーゴトレイ(プロテクター付き)などを採用。
また、ルーフ部分には、ルーフトップテントを装備したことで、どこでもキャンプが出来る仕様となっています。
走行面では、スキッドプレートやオールテレインタイヤ、サスペンションリフトキットの採用によりオフロード性能が向上しました。
なお、2021年9月には「プロジェクト1.0」となるカスタムモデルが公開されており、今後「プロジェクト3.0」が公開されるのか期待が高まります。
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一方で2021年10月28日に米国日産は、新型ピックアップトラック「フロンティア」をベースとした「プロジェクト・オーバーランド・フロンティア」(以下、オーバーランド)をSEMAショー2021でお披露目するとアナウンス。
オーバーランドは、2021年にモデルチェンジした新型フロンティアをベースに市販部品を使ってオフロード性能を高めたカスタムモデルです。
エクステリアは、ニスモ製オフロードバンパーや4インチライトを採用することで、見た目からもオフロードらしさを強調。
ニスモ製オフロードパーツとして、ショックアブソーバー、スプリングなどサスペンションの採用に加えて前後で2インチアップさせ、オフロード性能を向上しています。
リアでは、ニスモロゴがアクセントとなるマフラーが採用されました。
なお、前述のホンダと同様にルーフ部分には、ニスモ製ベッドやルーフトップテントが搭載され、日産でも自由な場所でキャンプが出来るようになっています。
僻地でのアウトドアを考慮して、全地形対応GPSシステムやポータブルリチウムバッテリー電源とソーラーパネルを搭載しています。
また、日産は新型SUV「パスファインダー」のオーバーランド仕様もSEMAショー2021に出展します。
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2020年12月には、北米トヨタが「TRDスポーツトレーラー」を公開しており、これも前述のホンダや日産と同様の仕様となっています。
北米では、クルマで長距離移動しながら、テントでの寝泊まりやアウトドアを楽しむ「オーバーランディング」という旅のスタイルが存在するため、それらのユーザーに向けたものとして、今回のSEMAショーではパスポートやフロンティアなどで提案するようです。
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