ホンダ爆速「シビック」を公開へ 速さ求める2台の最速仕様をSEMAで世界初公開!

2021年11月2日から米国・ラスベガス開催されるSEMAショー2021において、ホンダは新型「シビックSi」をベースにしたレースカーをお披露目することを明らかにしました。

新型「シビックSi」をベースにした2台のレースカーとは

 ホンダの米国法人は、2021年11月2日から5日までラスベガスで開催されるSEMAショー2021において、2台の新型「シビックSi」レースカーをお披露目することを明らかにしました。

これはめちゃカッコイイ! HPDホンダシビックSiレースカーのプロトタイプ
これはめちゃカッコイイ! HPDホンダシビックSiレースカーのプロトタイプ

 1台目は、Honda Performance Development(HPD)が制作したレースカー「HPDシビックSiレースカー(プロトタイプ)」です。

 1993年に設立されたHPDは、北米におけるホンダの公式モータースポーツカンパニーであり、ホンダの高性能レースプログラムを統括するテクニカルオペレーションセンターでもあります。

 今回のHPDシビックSiレースカーは、HPDのエンジニアが社内で制作、開発、テストをおこない、先代となる10代目のHPDシビックSi TCAレースカープログラムのノウハウを活かしています。

 エクステリアは、ボディ全体をレーシングカラーに変更しています。

 フロントは、ベースとなる新型シビックSiとは異なるパンパーデザインを採用。グリルにはけん引用の赤い布製フックがアクセントとなっています。

 リアには、ベース車のスポイラーから大型GTウイングに変更。

 マフラーもHPD専用のものが採用されています。

 そのほかの部分でも、HPDシビックSiレースカーは、米国で開催されるレースに合わせて、サンルーフ、防音材、アンダーボディ・コーティングなどを採用していません。

 これは、軽量化とロール・ケージの装着を目的としたものです。

 インテリアでは、ステアリング、ペダル、シフト、シートなどさまざまな部分を変更しているほか、車両情報を確認するための専用モニターがインパネ中央部に配置されています。

 なお、このHPDシビックSiレースカーは、2021年12月3日から5日にかけて開催されるサンダーヒル25時間耐久レースに展示されます。

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