最大405馬力! 海外版スカイライン「インフィニティ Q50」2022年モデルが北米で登場
インフィニティ「Q50」(2022年モデル)が北米で発表されました。最新モデルはBOSEのオーディオシステムやワイヤレスのApple CarPlayが搭載されるなど、よりスマートに進化しました。
日本ではスカイラインで知られるインフィニティ「Q50」
インフィニティの北米部門は、スポーツセダン「Q50」の2022年モデルを発表しました。
インフィニティは日産が海外で展開する高級ブランドです。今回2022年モデルが登場するQ50ですが、日本では日産「スカイライン」として販売されています。
力強いエクステリアスタイルと仕立ての良いインテリアを特徴とするQ50に、新たにスマートさが加わりました。
2022年モデルでは「BOSE パフォーマンスシリーズオーディオ」が標準装備されるのに加え、ワイヤレスのApple CarPlayに対応しました。
Q50 2022年モデルは「リュクス」「センソリー」「レッドスポーツ400」のみっつのグレードが用意されています。
外観は、インフィニティのシグネチャーである「ダブルアーチ・グリル」がダイナミックさを演出するとともに、LEDヘッドライトとスリムなLEDコンビネーションテールライトが印象的です。
センソリーとレッドスポーツ400では、フロントバンパーを低く角張ったデザインに変更し、セダンとしての魅力を高めています。また、ゼロリフトコンセプトに基づき、フロントバンパーの根元に機能的なエアフォイルを装備しました。
レッドスポーツ400では、リアにブラッシュドサテン仕上げのデュアルエグゾーストチップを採用。改良されたミッドパイプから力強い排気音を響かせ、オンロードでの存在感を高めています。
また、リュクスは18インチアルミホイール、センソリーとレッドスポーツ400はスポーツデザインの19インチアルミホイールでセダンのポテンシャルを表現しました。
内装には、インフィニティの特徴である、腰と背中の上部の負担を最小限に抑えて体をサポートするゼログラビティスピナルサポートシートを採用。
薄型のフロントシートバックを採用することで、リアシートの頭上やニールームを広く確保し、ゆったりと過ごすことができます。
さらに、全車グレードに、本革シートやパワーチルト&テレスコピックステアリングホイール、リバースチルトダウン機能付電動格納式アウターミラー、インテリジェントキーと連動してステアリングホイール、運転席パワーランバーアジャスターなどを標準装備しています。
センソリーにはサドルブラウンの革張りシートがオプション設定されました。
パワートレインは3リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、リュクスおよびセンソリーは300hp(304馬力)、レッドスポーツ400は最大400hp(405馬力)を発揮。MTモードとダウンシフトレブマッチングを備えた7速ATと組み合わせ、優れたドライバビリティとパフォーマンスを実現しています。
駆動方式は後輪駆動ですが、オプションでAWDも用意されており、全グレードで選択できます。
レッドスポーツ400のブレーキは、フロントに4ピストン、リアに2ピストンのキャリパーを採用し、レッドに塗装。
コーナリング時の体の動きをコントロールするため、ショックアブソーバーのバルブを幅広い減衰力の範囲内で調整するダイナミックデジタルサスペンションを搭載しました。
全グレードで4輪独立サスペンションが採用され、駆動方式に応じてオールシーズンタイヤまたはサマーランフラットタイヤが装着されます。
Q50 2022年モデルの価格は4万2100ドルから5万5950ドル、日本円で約468万円から約622万円です。2021年9月下旬からアメリカとカナダで販売される予定です。
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