35台分のガレージ付き物件の間取りは? おこもりリモートワーク上等な秘密基地

大きなガレージと豪華な母屋からなる豪邸には夢があります。まさにそんな豪邸がいま、オーストラリアで売出し中です。2010年には日本円で2億円と少しで売り出されていたこの物件は、どうやら相当なクルマ好きが住んでいたようです。

ブリスベン・エリア最高額になるとの噂の邸宅とは

 どこの国にも“桁違い”の富豪はいる。そんな富豪がクルマ好きともなれば、自宅の駐車場は想像を絶するスケールになる。本気でクルマのコレクションをしている富豪ともなると、自宅とは別に専用の倉庫を建ててしまうほどだ。

 オーストラリア第3の都市ブリスベン近郊で、クルマ好きなら誰もが羨むような豪邸を紹介しよう。もっともクルマ好きならずとも、秘密基地のような作りに心をときめかせる読者は多いのではないだろうか。

この物件のメインである母屋(右)とガレージ(左)。敷地面積は原宿駅の2倍近くにもなる(C)realestate
この物件のメインである母屋(右)とガレージ(左)。敷地面積は原宿駅の2倍近くにもなる(C)realestate

「敷地面積1ヘクタール」と聞くと、一般的な日本人の感覚からすると「農場かよ!」とツッコミたくなるが、Google Mapで当該邸宅の周辺を見ると、どうやら高級住宅街らしく、この家だけが格段に広いというわけではなさそうだ。販売価格は非公開だが、成立したらブリスベンにおける住宅販売価格記録を更新すると噂されている。

 8ベッドルームと8バスルームを備え、プール、テニスコート、ジム、ワインセラー、シアタールームなども完備。建屋面積は2850平米にもおよぶ。2LDKの離れ(見取り図には「Flat」と記載されている)は、住み込みの家政婦/家政夫もしくはガードマン用であろう。

 特筆すべきはオープンエアのシアタースペース、ゴルフシミュレーター、ゲームセンターばりのゲームルーム、そして35台分のガレージだろう。

 見取り図を眺めていて目を引くのは、母屋横にある車庫の隣に用意されている「Mancave(男の秘密基地)」と名付けられたスペースだ。多様性時代において“ジェンダーバイアス”と批判されてしまうかもしれないが、要は男が好きそうなインテリアに仕上げたスペースを意味する。この邸宅では、バーカウンター、ゆったり寛ぐソファ、ピンボールマシン、そしてビリヤードテーブルが置かれている。

●最新設備に常にアップデート

 なお、この家は新築ではなく、改装・増築されたもの。過去2006年には84万豪ドル、2009年には380万豪ドル、2010年には275万豪ドルで売買されている。また、2015年にも売買されているが、その時の価格は記録されていない。

 どのくらい凄い邸宅かは、販売プロモーション用のYouTube動画を観ると一目瞭然だ。

【画像】広すぎて迷子になってしまいそうな豪邸のガレージとは(16枚)

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