なぜ高速道に「電話ボックス」や「鯉のぼり」設置? 知っておくと便利! 正しい利用方法とは

なぜ高速道路に「鯉のぼり」があるのか?

 非常電話のほかにも、高速道路上にはあらゆるものが設置されています。

 高速道路に設置されているもののなかには、「吹き流し」や「スノーポール」などが挙げられます。

 例えば、吹き流しは、一見「鯉のぼり」のようにも見える設置物ですが、実際には、風の強さや方向などを走行中のドライバーが目で見てわかるように設置されているものです。
 
 吹き流しについて、NEXCO中日本の広報担当者は以下のように話します。

「吹き流しは、平野部や橋の上、トンネルの出入り口付近など、風の通り道となる場所に設置されています。

 風速10m/秒で吹き流しがおおむね真横になびくようになっており、そのような状況では、クルマも風にあおられやすくなっているため、運転に注意が必要です」

風速10km/秒で吹き流しがおおむね真横になびくようになっている
風速10km/秒で吹き流しがおおむね真横になびくようになっている

 また、スノーポールは、設置間隔が50mから100m程度、高さ2mから3mの積雪地に多く見られる棒状の設置物です。

 積雪地では一般的によく見られるものですが、実際にどのような役割をもっているか知っている人は少ないかもしれません。

 スノーポールは、赤と白の縞模様になっているのが特徴的で、吹雪などによって視界が悪い時の視線誘導や除雪の際の目標として設置されています。

 スノーポールが設置されていることで、除雪作業も安全かつ円滑におこなうことができ、ホワイトアウトなどの視界が悪い時には運転者の走行の目安として役割を発揮します。

 実際に、積雪の多い地域でクルマを運転する人は、スノーポールについて「普段の運転ではあまり存在を気にしていませんでしたが、たしかに吹雪のときなどは目印にして運転していることもあります」と話しています。

※ ※ ※

 非常電話や吹き流し、スノーポールの利用方法や活用方法を知っておくことで、いざというときにも余裕が生まれます。

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2件のコメント

  1. > 風速10km/秒で吹き流しがおおむね真横になびくようになっており

    10km/秒となると、1分後には600Kmになると思いますが・・・
    私のまちがいでしたら取り消して下さい。

    • このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
      修正いたしました。

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