2021年のモントレーでもっとも輝いていたイタリア車は「ミストラル スパイダー」 コンコルソ・イタリアーノのベストに選ばれる!
1965年型「ミストラル スパイダー」が、コンコルソ・イタリアーノ2021で「ベスト・イン・ショー」クラスを受賞しました。マセラティの風の名をつける始まりとなった「ミストラル」を紹介します。
イタリア文化愛好家と愛好家のための国際的なイベント
イタリア文化とイタリア車の愛好家のための国際的なイベント、第36回「コンコルソ・イタリアーノ2021」で、ジョージ&ボビー・アンドレイニ夫妻の1965年型の「ミストラル スパイダー」が「ベスト・イン・ショー」クラスを受賞した。
●コンコルソ・イタリアーノ2021ってどんなイベント?
コンコルソ・イタリアーノ2021は、モントレー・カー・ウィークに開催されるイタリア車に特化したイベントで、カリフォルニア州シーサイドのベイオネット&ブラックホース ゴルフコースで開催される。
毎年、1000台ものクルマと世界中のイタリア車愛好家が、ゴルフコースの素晴らしい芝生に集まり、お祭りのようなリラックスした雰囲気のなかで車両を展示するというユニークな形式のイベントである。
今回、ベスト・イン・ショークラスを受賞したミストラル スパイダーは、同イベント内のビューティー・パレードで大きな注目を集めていた。
●「ボーラ」50周年記念イベントも開催
同イベントでは、マセラティのもうひとつの象徴的なモデルである「ボーラ」の50周年も祝われたという。
ボーラは、マセラティの100年以上の歴史のなかで、初めてエンジンをリアミッドマウントしたロードカーだ。
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風の名前はマセラティにとって幸運のお守りである。クルマの名前に有名な風の名前を付けるという伝統を、1963年の「ミストラル」を皮切りにスタートさせたマセラティは、「ギブリ」、「ボーラ」、「メラク」、「カムシン」と続け、2016年にはトライデント史上初のSUVである「レヴァンテ」も登場させている。そして、2021年11月に発表予定の「グレカーレ」にも、風の名が付けられている。
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