「あと77日」トヨタ新型SUV「カローラクロス」発売秒読み!? 8月には南アで生産開始! 現地で初のHV生産

トヨタの南アフリカ法人は、現地仕様の新型「カローラクロス」のエンジンラインナップを発表。あわせて、プロスペクトン工場での生産を2021年8月に開始したと同月18日に発表しました。日本への導入も噂される新型カローラクロスですが、南アフリカではどんな仕様で登場するのでしょうか。

現地ではガソリン車・ハイブリッド車の2本立てで登場

 2021年8月18日、トヨタの南アフリカ法人は、現地仕様の新型「カローラクロス」の生産を同年8月にプロスペクトン工場で開始したと発表しました。

 南アフリカ仕様の新型カローラクロスにはガソリン車とハイブリッド車が設定されますが、トヨタのハイブリッド車が南アフリカで生産されるのはこれが初めてだといいます。

 日本市場にも導入が噂されている新型カローラクロスですが、南アフリカ仕様はどんな特徴があるのでしょうか。

 トヨタ新型「カローラクロス」(画像はタイ仕様)
トヨタ新型「カローラクロス」(画像はタイ仕様)

 新型カローラクロスは、2020年7月9日にタイで世界初公開されたコンパクトSUVで、ボディサイズは全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mm(タイ仕様)。

 タイを皮切りに世界の幅広い市場へ導入が進められており、東南アジアのほかに台湾、ブラジルでもラインナップ。2021年6月2日にはガソリン車のみ設定されるアメリカ仕様が公開されています。

 今回生産開始が発表された発表された南アフリカ仕様の新型カローラクロスに関して、トヨタの南アフリカ法人はガソリン車とハイブリッド車の2種類が設定されることを明言。

 ガソリン車は最高出力140馬力・最大トルク173Nmの1.8リッターエンジン(2ZR-FE)を搭載し、7速スピードモード付きCVTが組み合わされます。

 ハイブリッド車は、1.8リッターエンジン(2ZR-FXE)+モーターのハイブリッドシステムを搭載。ハイブリッドシステム全体で最高出力122馬力を発揮します。

※ ※ ※

 新型カローラクロスの現地での登場について、トヨタの南アフリカ法人は2021年8月18日時点で「あと77日」とコメントしていることから、南アフリカ仕様は2021年11月上旬に市場へ導入されると予想されます。

 一方、カローラシリーズの世界累計販売5000万台達成にあわせて、トヨタが日本向けに公開したテレビCMにおいても、映像終盤に新型カローラクロスと思われるシルエットが映し出されました。

 新型カローラクロスをめぐる今後の動きに、期待が高まります。

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