まさに『名車再生!』の「タイプ62-2」はジェンソン・バトンも太鼓判! ところでラドフォード社って?

ジェンソン・バトンも太鼓判の「タイプ62-2」のドライビングとは

 実用性では現代のスポーツカー的な面を、タイプ62−2は持っている。2シーターとなるコックピットのすぐ後ろ、エンジンとの間には、ストレージコンパートメントが設けられていて、ふたり分の荷物を収納できるようになっている。

 リアビューミラーは視界が確保しにくいため、フェンダーミラーの変わりにカメラを装備し、Aピラー根元のモニターで後方を確認できる。さらに真後ろの視界は、リアビューデジタルスクリーンに表示。

 また車両情報は、ステアリングコラムに装備された6インチモニターに表示されるが、ここにはWi-Fi接続可能なロガーシステムやデジタルスイッチなどが装備されていて、サーキット走行にも対応している。Bluetooth接続できるインフォテインメントシステムも装備しているため、ストリート走行も快適だ。

搭載されているエンジンは、3.5リッターV型6気筒スーパーチャージドだ
搭載されているエンジンは、3.5リッターV型6気筒スーパーチャージドだ

●62台限定のアイコン

 アント・アンステッド氏は、タイプ62-2の存在意義について、次のようにコメントしている。

「1948年から今日までのロータスのモデルを見ると、『タイプ1』から現在に至るまで、それぞれに番号が付けられています。私たちのクルマもその歴史的な系譜の一部であり、永遠に歴史のなかに残ることを意味しています。ラドフォード・タイプ62は、世界で62台しか製造されません。全く同じものは存在せず、それぞれが世界の道路上で非常に希少な存在となるでしょう」

 また、ジェンソン・バトン氏は、タイプ62-2のドライビングについて、次のように説明している。

「豪華さと快適さ、そして運転のしやすさを同時に実現するクルマを作るのは大変なことですが、現代のラドフォード第1号車はそれを実現しています。タイプ62-2は、根っからのドライバーズカーです。

 一方、デザインを見ると、70年代のルマンカーにそっくりです。ステアリングホイールの後ろに座り、湾曲したウインドスクリーンを覗くと、フロントホイールアーチが見えます。これは現在のロードカーでは経験できないことです。

 また、非常に低重心であるため、ボディがロールしないのが特徴です。シャシは、美しくセッティングされたレーシングカーの特徴をすべて公道でも発揮しており、ドライバーに最高の自信を与え、あらゆる走行を最大限に楽しませてくれます」

* * *

 このタイプ62−2の購入希望者は、自身の車両の生産開始日が近づいたら、ラドフォード社のオーダーメイドデザイナーとともに、インテリアの仕上げやボディカラー、デザインの変更も含むボディワーク、エンジンパワーなどのカスタマイズをおこない、世界で1台のタイプ62−2を受け取ることことになる。

 生産開始は2021年後半、第1号車のラインオフは2022年第1四半期が予定されている。

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