ピニンファリーナ「バッティスタ」に5台限定の「アニベルサリオ」の存在が判明

150台の限定モデル「バッティスタ」のさらに限定5台の特別仕様車

 モントレー・カー・ウィークでは、150台が限定生産されるバッティスタのなかからさらに5台、「バッティスタ・アニベルサリオ」と呼ばれる特別仕様車が生産されることも発表された。

 アニベルサリオには、エアロダイナミクスの強化とカスタマイズされたディテールが与えられている。

 それは、長年にわたってフェラーリとともに成長を続けてきたピニンファリーナの現在におけるデザインの頂点を表したものであり、さらに独特でダイナミックなデザインとなっているのが特徴だ。

ピニンファリーナは、「バッディスタ」のBEVのサウンドにも強い拘りをみせている
ピニンファリーナは、「バッディスタ」のBEVのサウンドにも強い拘りをみせている

●目だけでなく音でも魅了する「バッティスタ」

 アウトモビリ・ピニンファリーナは、BEVのサウンドにも強い拘りをみせている。4モーター形式のエレクトリックモーターのサウンドは、現在開発中のユニークなサウンドスケープによって調整されるという。

 そのサウンドは、インテリアやエクステリアの視覚的な魅力の上に、さらに聴覚と体で感じるエモーショナルな感動を与えてくれる。

 実際にはコア周波数としては54Hzが選択されており、車速が高まるにつれてその倍数で上昇。最終的には432Hzのサウンドが作り出される仕組みだ。

 90年以上にわたるピニンファリーナ・デザインの伝統を祝いつつ、美しくサステイナブルなラグジュアリーな世界をバッティスタで作り上げてみせたアウトモビリ・ピニンファリーナ。

 2021年のモントレーでも、その注目度はとりわけ高い1台だったようだ。

* * *

 参考までにこのバッティスタには120kWh分のリチウムイオンバッテリーが搭載されており、航続距離は満充電から約450km。0-100km/h加速は2秒以内、最高速は350km/hを記録するという。

 単純にスピードという土俵では、内燃機関のスーパーカー以上のポテンシャルを秘めたバッティスタは、BEVハイパーカーの新たな指針になるかもしれない。

【画像】北米に上陸したピニンファリーナ「バッディスタ」(8枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー