日本でも年内登場!? BMWの電動SUV 改良新型「iX3」欧州で注文開始 約870万円から
独BMWは2021年8月11日、電動ミドルサイズSAV(SUV)、BMW「iX3」の改良新型モデルを発表、欧州で注文を開始しました。納車は2021年秋を予定しています。
早くも改良新型が登場! Mスポーツパッケージを標準装備
独BMWは2021年8月11日、電動ミドルサイズSAV(SUV)、BMW「iX3」の改良新型モデルを発表、欧州で注文を開始しました。納車は2021年秋を予定しています。
ドイツでの車両価格は6万7300ユーロ(日本円で約870万円。19%のドイツ付加価値税VAT込)からとなっています。
今回登場した改良新型iX3は、エクステリアのデザインを大幅に変更。キドニーグリルはより大型化され、逆にヘッドライトは従来型よりも10mmスリム化されました。さらに3DのリアLEDライト、そしてBMW「i」のブルーのアクセントがフロントおよびリアに備わります。
また標準でMスポーツパッケージを装備。19インチのアロイホイールが標準装備となります。さらにアダプティブLEDヘッドライトも標準とされ、オプションでBMWレーザーライトが用意されました。
さらにふたつの装備ラインを用意。「Inspiring(インスパイアリング)」にはメタリックペイントやアダプティブサスペンション、オートマチックテールゲート、パノラミックガラスルーフ、電動調整式シート、スポーツレザーステアリングなどが含まれます。
また「Impressive(インプレッシブ)」には20インチ軽量アロイホイールやレザートリム、ヘッドアップディスプレイ、ハーマン&カードンのプレミアムサウンドシステムなどが追加されます。
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iX3は、全長4734mm×全幅1891mm×全高1668mm、ホイールベース2864mmというボディサイズの電気自動車(EV)で、2020年7月にデビューしました。
第5世代のBMW「eドライブ」テクノロジーを搭載する後輪駆動モデルで、モーター最高出力は210kW(約286馬力)、モーター最大トルクは400Nmを発生。0-100km/h加速は6.8秒、最高速度は180km/h(リミッター制御)というパフォーマンスを発揮します。
搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は80kWh。WLTPサイクルモードで460kmの航続可能距離を誇ります。また最大150kWの急速充電に対応、わずか10分の充電で約100kmの航続が可能となります。
改良新型iX3は、2021年9月に開催されるIAAミュンヘンモーターショー(IAAモビリティ2021)で欧州初公開されます。中国・瀋陽にある合弁会社「BMWブリリアントオートモーティブ」社で生産が開始され、中国国内および世界各国の市場に輸出されます。
日本での発売時期は未定ですが、2021年1月に開催されたビー・エム・ダブリュ(BMW日本)の記者会見では、同年中に2モデルのEVを日本に導入すると発表されています。これは同年秋に正式発表が予定される「iX」と、今回欧州で登場した改良新型「iX3」のことと思われます。
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