【限定14台】マセラティが「Fトリブート」を発売! ベースは「レヴァンテ」と「ギブリ」

マセラティ ジャパンは2021年8月2日、ファン マヌエル ファンジオ氏がドライブしたマセラティ史上もっともアイコン的なレーシングカー「250F」の功績を記念するスペシャルエディション、「Fトリブート」を発売すると発表した。

伝説のF1ドライバー、ファン マヌエル ファンジオ氏がドライブした名車

 マセラティは、伝説のF1ドライバー、ファン マヌエル ファンジオ氏がドライブしたマセラティ史上もっともアイコン的なレーシングカー「250F」の功績を記念するスペシャルエディション「Fトリブート」を発表。2021年8月2日より、全国マセラティ正規ディーラーにて先行予約注文の受付を開始した。

「250F」の功績を記念するスペシャルエディション「Fトリブート」
「250F」の功績を記念するスペシャルエディション「Fトリブート」

●Fトリブートが生まれた背景とは

 マセラティには、もともとレースで活躍してきたという歴史がある。

 その輝かしい歴史は、1926年4月25日のタルガフローリオで、マセラティの最初のレーシングカー「ティーポ26」が、同社の前身であるアルフィエリ・マセラティ工房と共に1500ccクラスで優勝を獲得したことから始まった。

 1954年1月17日には、フアン・マヌエル・ファンジオ氏が運転する「250F」でF1デビューを果たし、世界のモータースポーツの頂点に立つ活躍を見せるまでになる。

 マセラティは、こうした自社のモータースポーツの歴史からインスピレーションを得たFトリブートを、2021年の上海モーターショーで発表した。なお、Fトリブートは、250Fの功績を称えるとともに、ファンジオ氏へ捧げる特別なモデルとして名づけられたという。

●限定車の特徴は

 今回発売となった限定車は、イタリアでモータースポーツをもっとも体現するカラーの赤をイメージした「ロッソ・トリブート」と、歴史あるモデナを象徴する明るく鮮やかな青をイメージした「アズーロ・トリブート」の特別な2カラーが設定され、ベース車両には「ギブリ」と「レヴァンテ」を採用。それぞれの限定数は、各色7台のそれぞれ14台限定での販売だ。

 内外装の他にも、グロスブラックの専用トリブートロゴが、フェンダーやCピラーに採用されており、非常に希少価値の高い特別なモデルとなっている。

 インテリアでは、ピエノフィオーレ レザーにエクステリアカラーに併せて、レッドもしくはイエローの専用ステッチが施される。また、ホイールはイエローの専用ホイールラインを採用している。

●MY22レヴァンテ430 GranSportベースモデル概要

・車両価格(消費税込 以下同様):1713万円
・限定数:14台(各外装色7台)

●MY22ギブリ430 GranSportベースモデル概要

・車両価格:1528万円
・限定数:14台(各外装色7台)

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Writer: VAGUE編集部

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