70周年記念! トヨタ「ランクル40」復刻パーツ発表! スープラ&2000GTに続き2022年に発売へ

トヨタGAZOO Racingは、ランドクルーザー生誕70周年にあたる2021年8月1日に、「40系 ランドクルーザー」の補給部品復刻を発表しました。これまで「A70型/A80型 スープラ」「2000GT」の部品が復刻されており、ランドクルーザー 40系で第3弾となります。

ランクル誕生70周年を記念して、世界中の愛好家のリクエストに応えた?

 トヨタGAZOO Racingは、ランドクルーザー生誕70周年にあたる2021年8月1日に、「40系 ランドクルーザー」の補給部品復刻を公表しました。

 なお、当該部品は「GRヘリテージパーツプロジェクト」の一環で復刻する予定となっています。

質実剛健なランクルシリースの先祖である「40系 ランドクルーザー」のバーツが復刻
質実剛健なランクルシリースの先祖である「40系 ランドクルーザー」のバーツが復刻

 このプロジェクトは、「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というユーザーの想いに応えるべく、サプライヤーによる特別協力のもと、既に廃版となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組みです。

 これまで、2020年1月に「A70型/A80型 スープラ」、2020年7月に「2000GT」の補給部品を復刻して再販売しており、40系 ランドクルーザーは第3弾となります。

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 悪路走破性や耐久性が高く評価されているランドクルーザーシリーズは「どこへでも行き、生きて帰ってこられること」を使命とし、生産終了後数十年を経過した車両であっても、世界各地で数多くの愛好家が存在します。

 さらに、趣味のクルマとしてだけでなく、人の命や暮らしを支える「現役選手」として活躍しています。

 しかし、近年、補給部品が欠品となってしまうケースが出てきたことから、「今乗っているランクルにもう乗れなくなってしまうかもしれない」という声も多く、要望や必要性の高い部品を復刻するという考え方のもと、トヨタは世界各地のランドクルーザー専門ショップやファンクラブ代表から意見を集めました。

 その結果をもとに、ランドクルーザー 40系の「走る・曲がる・止まる」に関連する重要機能部品(例:エンジン・駆動・排気系など)について、ヘリテージパーツとして再販売することが決定。

 2022年の初めごろをめどに、準備の整ったパーツから順次発売する予定となっています。

 また、GRヘリテージパーツプロジェクトのWEBサイト内に、復刻の要望を伝えられるアンケートフォームを用意。集まった意見も参考にして、次の復刻部品の選定に活用するとしています。

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 ランドクルーザーシリーズは、「ヘビーデューティ」「ライトデューティ」「ステーションワゴン」の3タイプに分類され、40系 ランドクルーザーはヘビーデューティの基礎を確立したモデルといえます。

 1960年に40系 ランドクルーザーは誕生し、初代「クラウン」のアメリカ進出の失敗を補うかたちで輸出されると、ヒットを記録。トヨタの本格的な世界進出への足がかりとなったモデルでもあります。

 その後、日米だけでなく、オーストラリアや中東などでも高い人気を誇り、1984年までの24年間販売された超ロングセラーモデルで、近年はクラシックSUVとしても人気が高まっています。

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