なぜ若い人に大人気!? 長距離ドライブでわかったボルボ「XC90」の美点とは

ドライバーの意思に忠実だからXC90は運転自体が楽しい

 高速道路走行時にはもちろんACC(アダプディブ・クルーズ・コントロール)を使います。

新潟県にあるJR弥彦線の弥彦駅は1916年開業時から変わらない朱塗りの寺社造りになっている
新潟県にあるJR弥彦線の弥彦駅は1916年開業時から変わらない朱塗りの寺社造りになっている

 レーダーとカメラで前方をクルマがチェックしてくれる安心感はありますが、道のアンジュレーション(=起伏)で起こるスピード変化に対応する微妙なアクセルワークを使わなくても済むので、長距離ドライブのときにはかなり疲労軽減の効果が期待できるでしょう。

 途中、能生ICで降りて、海沿いの「道の駅マリンドリーム能生」で海鮮のランチをいただきました。地元日本海で取れた新鮮な海鮮モノは美味しかったです。

 一般道を走るときにも、XC90の乗り心地の良さを感じました。サスペンションはエアスプリングになっているので、1人乗車の軽荷重時でも、7人乗ってプラス荷物という高荷重時でも、車高が常に同じのまま走れます。

 だからいつも理想的なサスペンションの動きができるわけです。路面の不整でも、直接的なゴツゴツ感を感じることなく、それでいてハンドリングがふわふわすることもなくしっかりした走りができるところが美点です。

 北陸道は渋滞もなく、順調に走れて時間があったので、金沢から少し先まで足を伸ばして「白山比め神社(しらやまひめじんしゃ)」も参拝しました。ここも大きくて綺麗な神社でよかったです。

※ ※ ※

 朝から夕方までのほとんど縛りのないロングツーリングでしたが、結局筆者1人で運転しましたがまったく疲れを感じませんでした。

 これはXC90のシートの良さだけでなく、運転自体が楽しいクルマだからだと思いました。改めてクセがなく、ドライバーの意志に忠実に走ってくれるクルマだと再認識しました。

 今回の走行距離は401.8km、オンボード上の平均燃費は10.7km/Lでした。燃料計はちょうど半分を指し、残りの走行可能距離は360kmでした。
 
 熟成の域に達したXC90に乗ってみて、良くできたクルマだとあらためて思いました。

新潟県・彌彦神社の前を走行するボルボ「XC90」
新潟県・彌彦神社の前を走行するボルボ「XC90」

VOLVO XC90 B6 AWD Inscription
ボルボXC90 B6 AWD インスクリプション

・車両価格(消費税込):1004万円
・全長:4950mm
・全幅:1960mm
・全高:1775mm
・ホイールベース:2985mm
・車両重量:2130kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ+S/C+モーター
・排気量:1968cc
・駆動方式4WD
・変速機:8速MT
・エンジン最高出力:300ps/5400rpm
・エンジン最大トルク:420Nm/2100-4800rpm
・モーター最高出力:10kW/3000rpm
・モーター最大トルク:40Nm/2250rpm
・タイヤサイズ:275/45R20

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