なぜ2人仕様の日産「リーフ」に水ようかんを乗せたの? インパクト強すぎな業務スーパーの「水ようかんカー」の正体とは
業務用食品などを販売する「業務スーパー」には、かつてSNSなどで話題となった「水ようかんカー」という宣伝車が活躍していました。その正体とは、どのようなものなのでしょうか。
インパクト強すぎ!? 「水ようかんカー」はなぜ誕生したのか?
コンパクトカーの上に1トン分の水ようかん模型を載せた「水ようかんカー」がインパクト絶大だと過去に話題となりました。
誰もが二度見するであろう水ようかんカーとは、どういったものでしょうか。
テレビなどでも取り上げられることのある業務用食品などの販売店「業務スーパー」。
業務スーパーといえば、冷凍肉や加工品、調味料などの大容量サイズが販売されており、まとめ買いに最適です。
さらに、大容量なのは冷凍肉や加工品だけでなく、牛乳パックのような容器いっぱいに詰められた「牛乳パックスイーツ」も人気商品のひとつです。
そんな牛乳パックスイーツのひとつに「水ようかん」がラインナップされていますが、業務スーパーには、日産の電気自動車(EV)「リーフ」に水ようかんを載せられているような宣伝車がかつてSNSなどで話題となりました。
そんなインパクト抜群ともいえる水ようかんカーを展開したのは、業務スーパーを運営している株式会社神戸物産です。
水ようかんカーは、業務スーパーのイメージカラーともいえる緑でオールペイントされ、なんと独自制作のピックアップ仕様となっています。
そのうえ、ルーフからクルマ後部にかけては、パックから飛び出た1トンサイズの水ようかんの模型が積載されており、話題になるのも納得の個体です。
では、そんなユニークすぎる「水ようかんカー」は、どのような目的で開発されたのでしょうか。
神戸物産の経営企画部担当者は、水ようかんカーの開発理由について、「2016年の円高還元セールの際に、セールの告知やお店の宣伝などを目的として開発しました」と話します。
実際にSNSでは、「面白い!」「すごく目立ってた!」という意見が見られるうえ、「水ようかんカー」と検索するとかなり多くの投稿がヒットすることから、業務スーパーの広告塔として役目を全うしていることがうかがえます。
また、水ようかんカーには温冷庫が搭載されており、水ようかんの移動販売車両としても活用出来る仕様となっています。
SNSでは、「今日は売り切れてた…」「たくさん買えてラッキー」という声が挙がっており、実際に多くの人に水ようかんを購入してもらえるきっかけになっているようです。
なぜ数多く存在するクルマのなかで、リーフが水ようかんカーとして採用されたのでしょうか。
ピックアップ仕様に改造してまで、リーフにこだわりを持っている理由について、前出の担当者は以下のように話します。
「神戸物産では、業務スーパー事業のほかに、太陽光発電や木質バイオマス発電といった再生可能エネルギーを活用した発電事業もおこなっています。
環境に配慮したエネルギーを活用していくことは社会的に重要性を増しており、今回EVであるリーフを採用することで、弊社でも環境を大切に考えているということを広く知ってほしいと思いました」
8ナンバーじゃ無い (*´ー`*)ウーン