トヨタ新型「GR86」が発売前に爆走!? 9年ぶり刷新の2代目モデルはどんな走りを英国で見せる?
トヨタ新型「GR86」が、2021年7月8日から11日に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で走りを披露することになりました。日本では2021年秋ごろ、英国では2022年の発売が予定されています。
英国では2022年の発売を予定
トヨタの欧州法人は、2021年夏に英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で新型「GR86」のデモンストレーションをおこなうと2021年6月24日に発表しました。
1993年に第一回が開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、イングランドのウェスト・サセックスでおこなわれる世界屈指のモータースポーツイベントで、さまざまなクルマが出走するヒルクライムコースのタイムアタックはイベントの名物となっています。
そんななか、トヨタの欧州法人がグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出走させる新型GR86は、2021年4月に世界初公開されたスポーツカーで、2012年に登場した先代(初代86)と同様にスバルとの共同開発によって誕生しました。
ちなみにスバル版としては新型「BRZ」として登場予定です。
先代同様FRレイアウトを採用した一方、エンジンは先代から排気量アップした2.4リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。
ボディサイズは全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mmで、先代とほぼ同等としたものの、ボディのねじり剛性を50%向上させることで、シャープなハンドリングとステアフィールを実現しました。
また、ルーフやボディパネルにアルミニウムを採用するなど軽量化を図ることで、4人乗りクーペとしてクラス最軽量(車両重量1270kg)を実現していると説明します。
サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット、リアにダブルウィッシュボーンを採用し、タイヤサイズは215/40R18です。
トヨタは、新型86について日本では2021年秋ごろ、イギリスでは2022年の発売を予定しています。
排気量アップした水平対向エンジンを搭載した新型86が、ヒルクライムコースでどんな走りを見せるのか注目されます。
それではここでクイズです。
2021年現在、スバルとの共同開発車である新型86に水平対向エンジンを搭載するトヨタの例を除き、乗用車に水平対向エンジンを採用し続けているのは世界でもスバルとポルシェのみです。
しかし、かつてはスバルとポルシェ以外にも採用していたメーカーがあり、トヨタも「パブリカ」などに搭載。また、ダイハツにも水平対向エンジン搭載車がありました。そのクルマは、次のうちどれでしょうか。
【1】ミゼット
【2】コンパーノ
【3】Bee
【4】フェロー
※ ※ ※
正解は【3】の「Bee(ビー)」です。
Beeは前一輪・後ろ二輪の4人乗り三輪乗用車で、1951年に発売されました。
804ccの空冷水平対向2気筒エンジンをリアに搭載し、丸みを帯びた流麗な形も特徴的でしたが、わずか1年しか生産されなかったといいます。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
<
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。