ホンダ新型「シティハッチバックe:HEV」世界初公開!「RS」ボディのスポーティ電動車がタイで発表
ホンダのタイ法人が世界初公開した新型「シティハッチバックe:HEV」はどんなクルマなのでしょうか。
「RS」グレードを設定! スポーティなハッチバックハイブリッド車登場
ホンダのタイ法人は、2021年6月24日に新型「シティハッチバックe:HEV」を世界初公開しました。
海外専売車として販売される「シティ」のハッチバック仕様に新たに登場したハイブリッドモデルは、どんなクルマなのでしょうか。
日本市場において、シティは1994年まで生産された3ドアハッチバックの小型車として知られていますが、その後1996年に海外向けの小型セダンとして車名が復活。
海外専売車として代を重ねた後、2020年11月24日にはセダンモデルをベースとした5ドアハッチバック仕様のシティがタイで登場。3ドアと5ドアという違いはあるものの、26年ぶりにハッチバックボディのシティが海外で復活しました。
今回登場した新型シティハッチバックe:HEVは、セダンモデルには2021年後半から搭載されているハイブリッドシステム「e:HEV」をハッチバックモデルにも搭載したクルマです。
1.5リッター直列4気筒エンジン+モーターの組み合わせで、幅広い領域においてモーターが駆動を担当。モーターは最高出力109馬力・最大トルク253Nmというスペックです。
ホンダのタイ法人(ホンダオートモービルタイランド)の高倉記行CEO兼会長は、新型シティハッチバックe:HEVについて次のようにコメントしています。
「2020年後半に、ホンダはシティハッチバックを発売し、ユーザーから大きな反響を受けました。シティハッチバックの特徴は、ユニークなハッチバックボディにドライビングの楽しさを融合させた点にあります。
今回、そんなシティハッチバックに、パワフルな最先端のフルハイブリッド技術『e:HEV』を組み合わせました」
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新型シティハッチバックe:HEVは、スポーティな内外装が与えられた「RS」の1グレードのみが展開されます。
外観は、グロスブラックのフロントグリルや「RS」バッジがスポーティな顔つきを主張。ドアミラーやアルミホイールもブラックアウトされ、精悍な雰囲気です。
ホンダがウルトラシートと呼ぶ豊富なシートアレンジも特徴で、助手席側の前後シートを倒すことで長尺物の積載も可能なほか、リアシートの座面を跳ね上げることで高さのある荷物にも対応します。
先進機能としてスマートフォン連携に対応した8インチタッチスクリーン、そして予防安全機能「ホンダセンシング」を用意。衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、レーンキーピングアシストシステムなどが搭載され、長距離ドライブをサポートします。
ホンダ新型シティハッチバックe:HEVの車両価格は、84万9000バーツ(日本円換算で約296万円)です。
タイホンダをはじめ東南アジアのホンダの新車開発は、二輪と四輪それぞれが魅力的なモデルを発表している。では日本はどうか❓です。