「ロータリーは終わってない」マツダがなぜ今HPで宣言? 電動化で本格復活なるか?

2012年まで生産された「RX-8」を最後に、マツダはロータリーエンジン搭載車をラインナップしていません。しかしマツダは最近「ロータリーエンジンは、終わっていない」という記事を自社サイトに掲載しました。ロータリーエンジンはついに復活するのでしょうか。

「ロータリーエンジンは、終わっていない」なぜマツダがウェブに掲載!?

 マツダから2021年6月21日、報道関係者向けに「マツダ787Bやロータリーエンジンに関するお知らせ」というメールが来ました。

 いま(2021年)から30年前の1991年6月23日は、第59回ルマン24時間レースでロータリーエンジン搭載のレーシングカー「マツダ787B」が日本車として初めて総合優勝した記念日です。

次世代ロータリー「SKYACTIV-R」を搭載するマツダ「RX-VISION」
次世代ロータリー「SKYACTIV-R」を搭載するマツダ「RX-VISION」

 それに伴い、ルマン優勝30周年記念「マツダモータースポーツの歴史」に関するプレスキットを公開。また、787BをモチーフとしたTシャツやステンレスボトル、そしてルマンへの歴代出場マシンのモデルカーなどを発売するといいます。

 さらに、ここから先が大きな注目ポイントで、マツダオフィシャルウェブサイトの「オーナー/カーライフ」コーナーにある「CLASSIC MAZDA」で、「ロータリーエンジンは、終わっていない。」(工場への潜入取材)という意味深いタイトルの記事を2021年6月16日に公開したというのです。

 これは、ルマンなどレース活動に限定したものではなく、「RX-7」や「RX-8」などロータリーエンジン車を所有するオーナーに対する情報提供であり、またはロータリーエンジンを「飽くなき挑戦」の象徴として位置付けるマツダの企業哲学を多くの人に理解してもらうための内容です。

 ロータリーエンジンに関する記事は、今回掲載された初回分を含めて3本あります。

 第2回は「ロータリーエンジンの魅力を引き出す精緻(せいち)な工程」(6月30日公開予定)、そして第3回は「匠によるエンジン組み立てと技術の継承」(7月14日公開予定)となります。

 確かに、ルマン24時間30周年記念に紐づいて、ロータリーエンジンの現状を紹介するという自社記事が出ることは理解できるのですが、視点を変えるとこのタイミングというのは新しいロータリーエンジン量産化に向けた布石との見方ができると思います。

「ロータリーエンジンは、終わっていない」という記事が公開された翌日、マツダはオンラインで報道陣向けに「2030年に向けた新たな技術・商品方針」を発表しました。

 そのなかでポイントとなったのはやはり電動化です。

 2050年までにCO2排出量を実質的にゼロとするカーボンニュートラル実現に向けて、日本を含めたグローバルでEV化を含めた電動化の大波が押し寄せていますが、そのなかでマツダはこれからどうしていくのでしょうか。

 また、2012年から導入したSKYACTIVエンジンは、「SKYACTIV-D」と呼ばれるディーゼルエンジンが日本でも人気を博しマツダ人気を後押ししてきましたが、これから先のマツダディーゼルはどうなるのか。

 そして、マツダ独自の電動化技術である、ロータリーエンジンを発電機として使うレンジエクステンダーEVについて、2022年に「MX-30」に搭載される予定となっていますが開発状況はどうなっているのか。

 そうしたさまざまな疑問に答えるかたちで、今回の技術・商品方針の発表がおこなわれました。

【画像】復活に期待! マツダが誇るローターリーエンジンを搭載するクルマ(34枚)

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コメント

2件のコメント

  1. ロータリーファンが求めるロータリー復権が
    こういう形じゃないことはマツダも理解しているはず
    これをロータリーの復活と掲げてもファンが納得しないことはマツダが1番理解しているはず
    きっと、もっと先になにかあるはず…そうですよね?
    そうだと言ってくだされ…

  2. ロータリーエンジンって
    特別な改良無しに
    「水素自動車」が出来る‼️と聞きました