2020年3月に開始されたサポカー補助金の申請受付終了見込み時期を、次世代自動車振興センター（以下NEV）が公表しました。

　サポカー補助金とは、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術を搭載したクルマの購入や、後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置導入に補助金を支給するものですが、同補助金は予算がなくなり次第終了します。

　NEVが補助金予算残額から算出した自家用車における補助金の申請受理終了見込みは、新車・中古車の購入に対する補助金で2021年9月24日、後付け装置の導入に対する補助金で2021年8月31日となっています。

　2021年6月現在では、同補助金を株式会社データシステムが製造・販売する後付け急発進抑制装置「アクセル見守り隊」・「ペダルの見張り番II」の装着時にも２万円受けることができます。

　しかし、後付け装置の導入に対する補助金が2021年8月31日までとなると、後付け装置の場合は製品の取り付けから申請までのタイムラグがあるので、ユーザーが後付け装置購入の補助金を受けられるのは、現時点ではおおよそ８月上旬くらいまでとなります。

　サポカー補助金の申請受付終了見込みは、今後の予算残額状況に応じて前後する場合があり、交付申請額が予算額に達した前日をもって申請受付終了となります。

　今回NEVが発表した申請受付終了見込みはあくまでも現時点での見込みであり、2021年8月31日までの申請に対する補助金の交付は確約されていません。

　終了が迫るサポカー補助金、補助金を受けるには先進安全技術を搭載したクルマや後付け装置の購入を急ぐ必要があります。