スズキ9年ぶりの快挙! 小型車「ソリオ」はなぜ販売好調? 見た目変化少なくも支持される理由

ソリオはフルモデルチェンジで何が変わったのか

 今回のフルモデルチェンジでソリオは、ボディサイズを全長3790mm(+80mm)×全幅1645mm(+20mm)×全高1745mm、ホイールベース2480mmと、先代モデルから拡大。

 これにより、セールスポイントとなる「広い居住空間」は、室内高1365mm(+5mm)、荷室床面長550mmから715mm(+100mm)、後席ヘッドクリアランス(+5mm)、後席ショルダースペース(+20mm)を実現しました。

 居住空間を拡大した背景について、スズキは次のように話します。

「このクラスを検討されるお客さまの多くは、お子さんを持つファミリー層が多いこともあり、移動する際の快適性を求める傾向があります。

 家族4人で移動する際には荷物も多くなるために収納スペースや荷室容量を拡大しています。

 フルフラット時には後席リクライニングの頭上スペースも広がっているので、車中泊なども余裕な空間を提供しています」

 また、スズキによればソリオのフルモデルチェンジにあたって、ファミリー層からの声を積極的に取り入れたといい、なかでもトランクルームの積載力はセールスポイントだといいます。

 トランクルームを100mm拡大したことで、後部座席を一番前にスライドさせなくても、「35リットルのスーツケースが5つ積載できるほど大きくなったのも魅力」(前出スズキ販売店)と話しています。

セールスポイントとなる「広い居住空間」をさらに拡大したことがユーザーから好評だという
セールスポイントとなる「広い居住空間」をさらに拡大したことがユーザーから好評だという

 さらに「安全性能については、ファミリー層から積載力の向上とともに要望が多かった」(前出スズキ販売店)といい、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を進化させ、運転時に必要な情報を表示する「カラーヘッドアップディスプレイ」を同社初採用しました。

 ほかにも運転支援・安全面では、長距離移動の運転の負担を軽減するため、アダプティブクルーズコントロールが全車速対応となったほか、「6エアバッグ」が全車に標準装備されています。

※ ※ ※

 スズキが9年ぶりの販売台数トップ10入りし、好調な販売台数を維持しているソリオは、ユーザーの声を徹底的にヒアリングしたからこその結果といえるようです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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