ホンダ新型「ヴェゼル」はHVが最強!? 初の機能も満載! ライバルにはない強みとは
ホンダ初の機能を多数搭載!
内外装のデザインにおいても、新型ヴェゼル独自の考え方が反映されています。
強面なフロントマスクを採用するクルマが多いなか、新型ヴェゼルは流麗さと上質感を高めたプレミアムな雰囲気に一新されました。
新型ヴェゼルは、立体的なボンネットやクリーンでスタイリッシュなデザインにより、初代よりも大きくなったように見えますが、実際のサイズは全長4330mm×全幅1790mm×全高1580-1590mm。全長と全幅は初代モデルと同等ですが、全高は15mm-25mm低く設定しています。
また、ボディサイズは大きくなっていないにもかかわらず、後席はゆとりある広さを実現。成人男性が乗車しても窮屈に感じないほど、広々とした空間が広がります。
インテリアは、全席で爽快な視界を提供するための「スリーク&ロングキャビン」を採用。HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)に基づき、メーターやオーディオパネル、スイッチ類を適切な位置に配置し、無駄がなく、すっきりとしたデザインへと一新されました。
また、ホンダ初の装備として、最上級グレードの「e:HEV PLaY」に「パノラマルーフ」を設定し、前席・後席ともに開放感のある室内を実現しています。
心地よい光を取り入れられるパノラマルーフは、ほとんどの紫外線・赤外線をカットし、熱も従来比で50%カットするホンダ初のLow-Eガラスルーフを採用しました。
エアコンは、通常の吹き出す機能に加え、風が拡散して吹き出す「そよ風アウトレット」を設定しているのも新型ヴェゼルならではといえます。
L字型のアウトレットから、風が前席の乗員の頬をなでるようにサイドウインドウに沿って後方に流れ、包み込むようなやわらかな風を作り出します。
また、サイドウインドウに沿って風が流れることから、窓から伝わる暑さや寒さを軽減する効果もあるといいます。
安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全車標準装備とし、先代ヴェゼルから3つの機能を追加、5つの機能向上を図りました。
衝突軽減ブレーキはシステムの検知対象を拡大。交差点での右折時の対向車や横断自転車、夜間の歩行者、バイクを検知するように向上。
ACCには渋滞追従機能を追加し、割込みやレーンチェンジ車両を素早く検知して加減速するとともに、自車の車線変更時には車幅や周辺状況を検知しながら車線変更完了前からスムーズな加速をおこないます。
さらに安心の機能として、マルチビューカメラやブラインドスポットインフォメーションなども設定して安全性を高めました。
最先端の機能も新型ヴェゼルには数多く搭載されました。ホンダコネクトでは、スマホがカギの代わりとなる「デジタルキー」や車内Wi-Fi、高い音楽系や周辺検索アプリをディスプレイに設定できる「アプリセンター」を量産車初採用しています。
さらに、自動地図サービスをホンダとして初めて導入。システムが自動的に通信して地図を更新するので、ディーラーに行って更新作業などをおこなう必要がありません。
ユーティリティは、「CR-V」などに搭載されているハンズフリーアクセスパワーテールゲートに新たに予約クローズ機能を追加。予約クローズボタンを押してクルマから離れると、自動でテールゲートが閉まり、ロックもおこなう機能をホンダ初搭載しています。
※ ※ ※
過去に4度のSUVナンバー1に輝いたヴェゼルですが、フルモデルチェンジしたことでさまざまな進化を遂げています。
ライバルとは異なる魅力を身につけた新型ヴェゼルが人気モデルの仲間入りを果たし、SUV王者へと返り咲く日も近いのかもしれません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。