超巨大トヨタ車「タンドラ」が全面刷新!? 全長5.8m級モデルは北米でどう進化するのか

トヨタの北米法人が近日中にフルモデルチェンジした新型モデルを公開すると明らかにした「タンドラ」。現行モデルはどんな特徴があるのでしょうか。

NASCARへの参戦でも注目されるトヨタ「タンドラ」

 トヨタの北米法人は、ピックアップトラック「タンドラ」の新型モデルを近日中に公開すると2021年5月18日に発表。ティザー画像も同日に公開しています。

 フルモデルチェンジを受けるタンドラですが、現行モデルはどんなピックアップトラックなのでしょうか。

トヨタが北米で販売するフルサイズピックアップトラック「タンドラ」(写真は現行モデル)
トヨタが北米で販売するフルサイズピックアップトラック「タンドラ」(写真は現行モデル)

 現行モデルのタンドラは、ボディサイズが全長5814mm×全幅2030mm×全高1925-1930mmというフルサイズピックアップトラックです。

 トヨタが北米で展開するピックアップトラックのラインナップには、タンドラと「タコマ」が存在しますが、全長5392mm×全幅1890-1910mm×全高1793mmのタコマと比べて400mm以上長い全長が特徴となります。

 タンドラに搭載されるエンジンは5.7リッターV型8気筒で、最高出力386hp・最大トルク401lb-ftを発揮。最大積載量は1730ポンド、最大けん引力は1万200ポンドを誇ります。

 また、トヨタは北米においてタンドラを用いてNASCARのガンダー・アウトドアーズ・トラック・シリーズにも参戦。ほかにNASCARへ参戦するトヨタのマシンには、カムリ(エクスフィニティ・シリーズ)やスープラ(モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ)が存在します。

※ ※ ※

 トヨタの北米法人が公開した新型タンドラのティザー画像では、暗闇のなかで光るヘッドライトの様子がみてとれます。まもなく公開される新型タンドラが、どんなフルサイズピックアップトラックとして登場するのか、注目されます。

 それではここでクイズです。

 前述のとおりトヨタはタンドラ・カムリ・スープラでNASCARに参戦していますが、2019年より参戦しているNASCAR仕様のスープラは、同年1月に世界初公開された5代目モデルとなります。

 NASCAR仕様のスープラは「米国トヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)」と、南カリフォルニアに拠点を置く「Calty Design Research, Inc.」が開発とデザインを担当しましたが、一方市販モデルの5代目スープラは、海外の自動車メーカーとの共同開発により誕生しました

 その協業した海外メーカーは次のうちどれでしょうか。

※ ※ ※

【1】ゼネラル・モーターズ

【2】ダイムラー

【2】FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)

【4】BMW

※ ※ ※

 正解は【4】の「BMW」です。

 BMWとトヨタ初の共同開発車として5代目スープラは登場。兄弟車はBMW新型「Z4」となります。

 スープラも登場する人気カーアクション映画の影響もあり、アメリカでのスープラの人気は高く、カスタムショーではさまざまなカスタムモデルが出展されているということです。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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【画像】余裕で全長5m超え!? 超巨大トヨタ車「タンドラ」実車をティザー画像とあわせて見る(25枚)

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