清原果耶ヒロイン「おかえりモネ」にVW「トゥアレグ」登場!? 夏木マリ演じる「姫」の愛車か?
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』が、2021年5月17日からスタートした。このドラマの第1話に登場したブルーのSUVの正体を考察する。
こだわりの強い女性が選ぶクルマは「トゥアレグ」か!?
2021年5月17日からスタートしたNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』。ヒロインの永浦百音役を清原果耶が演じるとあって、放送開始前から注目の集まっているドラマだ。
これまで清原果耶は、『あさが来た』や『なつぞら』に出演しており、『おかえりモネ』でついにヒロイン役に抜擢された。
NHK連続テレビ小説では、スタートした最初の1、2週間は、ヒロインの幼少期が描かれることが多く、子役が演じることになる。しかし、『おかえりモネ』では初回からヒロインを清原果耶が演じることとなった。
就職のために下宿させてもらっているのが、伊達家家老の子孫といわれている、夏木マリ演じる新田サヤカ(あだ名は「姫」)の自邸。新田サヤカは、所有する山林を森林組合に託し、カフェや診療所も経営しているやり手である。
初回の放送では百音が洗濯物を干している背景に、おそらく新田サヤカのマイカーとして、ブルーのボディカラーをまとったVWの車両が映っていた。おそらく初代「トゥアレグ」らしいのだが、画面の背景に小さく映っていただけなので、細かな仕様などは判別できない。
ドラマの時代設定は、2014年5月。初代トゥアレグが発売開始したのが2002年からであり、2007年にマイナーチェンジして後期仕様となっている。
ここで注目したいのは、新田サヤカのライフスタイルと美意識の高さだ。これから回が進む毎に新田サヤカのこだわりの強さは徐々に明らかになっていきそうだが、自宅リビングにさり気なく置かれている調度品などでその一端がうかがえる。
平日の朝から、ハードチーズをチーズグレーターでおろしているシーンでその生活レベルのゆたかさもうかがえ、コーヒーはケメックスの6カップ用のコーヒーメーカーで淹れるというこだわり。このガラス製のコーヒーメーカーは、MoMAのパーマネントコレクションに認定されている、いま購入できるインダストリアルデザインの製品として定番中の定番製品だ。
そして、フランクロイドライトがデザインしたテーブルスタンド「タリアセン1」らしき照明も置かれている。フロアスタンドの「タリアセン2」と同じくこちらも超定番の一生モノデザインのテーブルスタンドだ。
●中古「トゥアレグ」の人気が高まる!?
そんな、飽きのこない時代を超越した一生モノデザインをチョイスして、それらに囲まれて生活している新田サヤカの愛車として、ドラマ内で彼女の愛車として選ばれたのがトゥアレグ(たぶん)なのである。
つまり、トゥアレグがインダストリアルデザインとして秀逸であると、視聴者には受けとられることになるだろう。
今後、ドラマ内でどのように新田サヤカの愛車が登場するのか分からないが、そのクルマがハッキリと初代トゥアレグだと判明したら、中古車市場で一時的に人気車種となるかもしれない。
なぜならば、夏木マリ演じる新田サヤカがライフスタイルに取り入れているモノすべてがこだわり抜かれたモノであることは、すでに第1話を観ただけでハッキリしており、クルマ以外の日用品も今後人気が出そうだからである。
ちなみに初代トゥアレグの中古車市場での車両本体価格の相場は、V6だと50万円から100万円ほど。W12だと200万円オーバーとなる。
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