最低350万円! トヨタ「アルファード」購入者はお金持ち? 重要視するのは価格より残価率の理由

アルファードの装備差、違いはどの部分?

 400万円以上の価格差が存在するアルファードですが、それぞれのグレード差にはどのような違いがあるのでしょうか。前出のトヨタ販売店は次のように説明しています。

「グレードによって変わるのは、フロント部分のデザインと内装の質感が大きいです。

 エントリーモデルでは、ファブリック生地ですが、最上級モデルでは本革を使っているなど異なっています。

 またグレードが上がるほど『2列目が充実』します。同じ7人乗り仕様でも、エントリーモデルでは『リラックスキャプテンシート』、ミドルモデルでは『エグゼクティブパワーシート』、最上級モデルでは『エグゼクティブラウンジシート』という形で装備類の機能性などが変わってきます。

 そのたため、同乗者に対する『おもてなし』感は別格となることから、最上級モデルは法人の契約が多い傾向にあります」

最上級グレード「Executive Lounge」の2列目シート。まさに「おもてなし仕様」ともいえる空間
最上級グレード「Executive Lounge」の2列目シート。まさに「おもてなし仕様」ともいえる空間

 では、人気のオプション装備はあるのでしょうか。前出とは別のトヨタ販売店は次のように説明しています。

「アルファードはエントリーモデルでも、基本的なオプションや安全装備は一通り標準装備されているため、あまりほかの車種のように追加する人は少ない印象です。

 また、オプション装備を検討する人は、追加ではなく初めから最上級モデルを選ばれる人も多いようです。

 ボディカラーなどは、白か黒を選ばれる人が多いです。これは、下取り時の査定が高くなる傾向があるためで、そもそもの選ぶ基準が高額査定になりやすいものという人もいらっしゃいます」

※ ※ ※

 いまや、高級ミニバンだけでなく国産ミニバンを代表する車種となったアルファード。

 発売から6年目となった現在アルファードは、従来であればモデル末期となりつつあります。

 さらに、次期型は2022年に登場するのではともいわれているなかで、好調な販売を維持しています。

 今後、アルファードがどのような展開を見せるのか、注目せずにはいられません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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