VIP仕様のオバフェン極悪ロールス・ロイス! 40ミリローダウンのツライチ具合とは?
ロールス・ロイスのチューナーであるスポーフェックが、「ブラックバッジ・レイス」をベースにオーバーフェンダー仕様のコンプリートカーを製作した。
シュトロゼックがデザインしたロールス・ロイス
ドイツのノビテック・グループのロールス・ロイス・チューナー、SPOFEC(スポーフェック)から、魅力的なニューモデルが誕生した。ちなみにスポーフェックとは、ロールス・ロイス車のノーズに掲げられる「Spirit of Ecstasy」を「SPOFEC」と略したブランド名で、したがってここからはロールス・ロイスをベースとしたモデル以外が誕生することはない。
今回発表されたモデルは、ロールス・ロイスによれば、スーパー・ラグジュアリーの頂点を極めた2ドアモデルの「ブラックバッジ・レイス」である。
そのフィニッシュは、車名が物語るとおり、この上なく威厳に溢れた存在として、世界のスーパーリッチから支持されている。スポーフェックのコンセプトは、ここからさらにカスタマーが満足するエクステリアとインテリア、そしてより強力なパワーを得るためのOverdose(オーバードース)によって、ひたすら至上のものを求めたロールス・ロイスの作品に、さらなる付加価値を与えようというのだ。
ちなみにスポーフェックでは、パワーアップのプログラム名として「オーバードース」という単語を用いているが、本来は薬物の過剰摂取などを意味する言葉である。
それでは、スポーフェックが手がける3台限定のブラックバッジ・レイスのエクステリアのフィニッシュから見ていこう。
もっとも特徴的なのは22インチ径のSPOFEC SP2鍛造ホイールを収めるために滑らかに、そして美しくボリュームアップされた前後フェンダーである。これはかのビットリオ・シュトロゼックのデザインによるものだ。
フロントフェンダーの後方に確認できるスリットや、リアフェンダーの独特なワイドなデザインは、これまでもシュトロゼックの作品で多数見られたものだが、さすがにそのベースがロールス・ロイスとなると別格である。リアフェンダーの独創的なデザインは非常に印象的だ。
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