「何が起きても平気」三菱ゴツ4WD「L200デザートウォーリアー」の過激なカスタム度がスゴかった
三菱の英国法人がオークションに出品した「L200デザートウォーリアー」が、「なにが起こっても大丈夫」と思わせるほど過激にカスタムされたピックアップトラックでした。どんなクルマだったのでしょうか。
“エクストリームなパーツ”が装着された特別なL200
三菱の英国法人は2021年4月1日から30日まで、自社が保有する旧車15台を含む全51ロットのアイテムをオンラインオークションに出品。
注目されていた出品車のひとつ「ランサーエボリューションVI トミマキネンエディション」は10万100ポンド(日本円換算で約1520万円)で落札されるなど、全51ロットの売り上げは62万7100ポンド(約9529万円)にのぼりました。
そんななか、出品された15台のひとつ「L200デザートウォーリアー」が、「なにが起こっても大丈夫」と思わせるほど過激にカスタムされたピックアップトラックだったというのですが、いったいどんなクルマなのでしょうか。
ベースとなったL200は、地域によっては「トライトン」という車名でも販売される三菱のピックアップトラックで、日本でもトライトンとして一時輸入販売されたましたが、2021年現在は海外専売車となっています。
そんなL200をベースとして2017年に製作されたL200デザートウォーリアーは、砂漠でおこなわれるレースのコース下見用車両をモチーフとした「プレランナー」と呼ばれるスタイルのカスタムが施されています。
英国のトップ・ギア誌とのコラボレーションによって開発され、コブラ製のレーシングシートや外部ロールケージ、大幅に強化されたサスペンション、遠方照射力の高いLEDライト、ウインチなどを装着。ボディの堅牢性や悪路走破性を大幅に高めています。
さらにクルマでは入れないような地形に備えて、荷台にはスペアタイヤのほかにマウンテンバイクが積載されているほか、リアウイング型の収納スペースにはドローンが格納されており、雄大な自然を撮影することができます。
搭載されるエンジンは2.4リッターディーゼルターボで、スーパーセレクト4WDシステムが組み合わされていました。
三菱の英国法人は、L200デザートウォーリアーについて、次のように当時説明しています。
「(L200デザートウォーリアーは)カスタムが完成した後、その後ナミビアでの撮影に向けて陸揚げされました。あらゆる“エクストリームなパーツ”が装着され、何が起こっても大丈夫なように準備されています」
※ ※ ※
三菱の英国法人が管理した後、前述のオークションに出品されたL200デザートウォーリアーは、3万100ポンド(約457万円)で落札されました。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。