カスタム費用4500万円以上! 旧くて新しいポルシェ「911」とは
カスタム費用は4500万円!
テオン・デザインがデリバリーするクルマは、すべてがオーダーメイドとなっている。そのため、インテリアはオーナーの好みが色濃く反映されたものとなっている。
HK002では、レカロ社製のシートはセミアニリングリーンをベースに、イエローストライプを入れたレザー仕上げとなっている。コンソールやドアにはカーボン製パネルが採用され、センターマーク付きのナルディ・クラシックは特注品だ。
そのほかダッシュボード後部には、マグネット式のワイヤレスチャージャーが装備されており、スマートフォンをセットするとサウンドシステムのコントロールやナビとして活用ができるようになる。また、走行中は隠れているが、リバースギアにシフトをセットするとパネルが反転してバックカメラ用スクリーンが現れるというギミックも採用されている。
最新のエアコンを装備しながら、あえてヒーターコントロールノブをケーブル式とすることで、マニュアル操作の味を残したり、徹底した軽量化を進めながらも、ドアミラーは懐かしいデザインのアルミビレットとするなど、単に現代風・高性能にするのではなく、ヒューマンフレンドリーなテイストを残しているのが、テオン・デザインの特徴といえるだろう。機械的に優れているのは当然だが、相棒と呼べるクルマづくりをしているところに、テオンデザインの魅力があるのだ。
テオン・デザインに車両製作を依頼する場合には、ベースとなる車両を用意した上で、製作費を用意する必要がある。その費用は、30万ポンド(約4500万円)から。
製作日数は18か月とのことなのだが、おそらくは二度と味わえないであろう空冷高性能エンジン車を、将来にわたってストレスなく味わい尽くすことができる、ということを考えたとき、テオンデザインに制作を依頼するというのも、選択肢のひとつとなるのではないだろうか。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。