全長4.5mのコンパクトSUV! VW新型「タオス」北米で登場 約250万円から
フォルクスワーゲングループ・オブ・アメリカ(米国VW)は2021年4月21日、同年6月に発売する予定のコンパクトSUV「タオス」の価格を発表した。
159馬力の1.5リッターターボを搭載 FFと4WDを用意
フォルクスワーゲングループ・オブ・アメリカ(米国VW)は2021年4月21日、コンパクトSUV「タオス」の価格を発表した。
タオスは全長175.8インチ(約4465mm)×全幅72.5インチ(約1841mm)×全高64.4インチ(約1635mm)、ホイールベース105.9インチ(約2690mm)というサイズのコンパクトSUV。米国VWのSUVラインナップでは、ミドルサイズSUV「ティグアン」の下に位置する、もっとも小さいモデルとなる。2列シートで定員は5名だ。
2020年、米国VWはSUV倍増戦略に基づきクーペSUV「アトラススポーツ」を発売したが、それに続くニューモデルだ。タオスが属するコンパクトSUVセグメントは、アメリカでも最大のマーケットになっており、2019年には市場の約24%にあたる400万台が販売されたという。
搭載されるエンジンは、最高出力158ps・最大トルク250Nmを発生するEA211型1.5リッター直列4気筒ターボ。トランスミッションは、標準のFFモデルは8速AT、4WDの4モーションモデルは7速DSG(DCT)を組み合わせる。
外観は、LEDヘッドライトを備えた大胆なフロントフェイスを備えており、先日発表された電気自動車SUV「ID.4」のようにVWロゴから外側に伸びるライトラインになっている。サイドデザインはティグアンのような力強いキャラクターラインが入り、四角いホイールアーチはVWのSUVラインナップの上位モデル「アトラス」に通じる形状だ。
インテリアは、水平基調のコックピットデザインでスッキリとした印象で、VWデジタルコックピットが標準装備となる。さらにデータプランに加入すると、車載WiFi機能を備えたVWカーネットも標準装備される。
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タオスにはS、SE、SELの3つのトリムレベルがあり、Sの価格はFFモデルで2万2995ドル(日本円で約250万円)から、4モーションは2万5040ドル(同約270万円)からとなる。ベースグレードでも、17インチアルミホイールやLEDヘッドライト、デイタイムランニングライト、6.5インチタッチスクリーンのMIBインフォテイメントなどを標準搭載する。
SEはFFが2万7245ドル(約295万円)、4モーションは2万8695ドル(約310万円)。18インチホイールやブラインドスポットモニター、自立ブレーキ付きフロントアシスト、8インチMIBインフォテイメントなど標準装備される。また895ドル(約10万円)のオプションである「IQ.ドライブ・パッケージ」には、レーンキープアシストやアダプティブクルーズコントロール、トラベルアシストなどが含まれる。
最上級グレードのSELは、FFが3万1490ドル(約340万円)、4モーションが3万3045ドル(約360万円)。18インチ(FF)および19インチ(4WD)のアルミホイールやアダプティブフロントライティングシステム(AFS)を備えたLEDヘッドライト、10.25インチのVWデジタルコックピットプロ、Beatsのプレミアムサウンドシステムなどを標準装備し、さらにIQ.ドライブも標準で装備される。
タオスは2021年6月に発売される予定だ。メキシコにあるVWプエブラ工場で生産される。
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