トヨタ新型「クラウンヴェルファイア」に反響! 中国の新高級ミニバンに「セダン貫くべき」声も
中国の一汽トヨタが、クラウンブランドの高級ミニバン「クラウンヴェルファイア」を上海モーターショー2021で発表しました。日本市場のSNSユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。
クラウンヴェルファイアは“クラウンの新しい姿”?
中国におけるトヨタの合弁企業の一汽トヨタが、上海モーターショー2021でクラウンブランドを冠した高級ミニバン「クラウンヴェルファイア」を発表しました。
これまでなかったクラウンブランドのミニバンに対して、日本市場のユーザーはどのように感じているのでしょうか。

2021年現在の日本市場において、「アルファード」とその姉妹車の「ヴェルファイア」はトヨタの高級ミニバンとして知られていますが、これまで中国市場においてはトヨタのもうひとつの合弁企業である広汽トヨタがアルファードを、そして前述の一汽トヨタがヴェルファイアを取り扱っていました。
そしてかつて中国仕様の「クラウン」(セダンタイプ)を販売した実績のある一汽トヨタは今回、ヴェルファイアにクラウンブランドを与え、同ショーで発表されたSUV「クラウンクルーガー」とあわせて訴求していくこととなりました。
なお、中国で販売されるクラウンヴェルファイアは2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド仕様で、日本のヴェルファイアに設定のあるガソリン仕様のグレードはないということです。
そんなクラウンヴェルファイアについて、日本市場のSNSユーザーはどのように感じているのでしょうか。
今回、くるまのニュースでは2021年4月20日から同月23日まで公式SNSアカウントを介してアンケートを実施。クラウンヴェルファイアに対してどのような意見があるのか調査しました。
まず、クラウンヴェルファイアに対して興味があるかどうかを「とても興味がある」「まあまあ興味がある」「あまり興味はない」「まったく興味はない」の4択で聞いたところ、「まったく興味はない」が67.9%で最多となりました。
次いで「あまり興味はない」(19.6%)、「まあまあ興味がある」(8.9%)、「とても興味がある」(3.6%)という結果となっています。
そして、興味がない/あると答えた理由についてそれぞれ聞いたところ、まず興味がないと回答したユーザーからは「クラウンの名を冠してはいますが、見た目がヴェルファイアそのままなので」「あくまで、既存モデルの焼き直しだと思うからです」など、改良前のヴェルファイアと差が感じられないという意見がありました。
また「クラウンは基本のセダンタイプを貫き通すべきだと思います」「このクルマはクラウンのイメージに合致しません」など、これまで日本のユーザーが思い描いていたクラウンのイメージとの乖離を指摘する声もあります。
さらに「そもそもミニバン、とくに(いわゆる)オラオラ顔のミニバンに対して個人的に興味がありません」という回答もありました。
一方、興味があると回答したユーザーからは「クラウンの新しい姿として、市場にどう受け入れられるのか気になります」という回答があったほか、「『クラウンブランドに新たなミニバンタイプ?』と思わせるネーミングなので、興味があります」という回答が寄せられています。
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中国で独自路線を歩んでいるといえるクラウンブランドですが、日本でも2020年11月に「トヨタ次期『クラウン』がクロスオーバー化する」という一部報道があったことから、日本市場におけるクラウンの行方にも注目が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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