生産台数1120台の希少車?? 日産「シルビア ヴァリエッタ」 中古車は高騰してる?
希少車のヴァリエッタ、中古車相場は高騰してる?
希少車ということもあり、ヴァリエッタを大手中古車検索サイトでチェックしてみても、2021年4月時点ではわずか11台しかヒットしません。
なかには、走行5万8000kmで修復歴なしで259万円という物件もありますがこれは例外的な存在です。
多くが走行距離10万km以上、修復歴ありという個体がほとんど、価格は104万円から269万円となっています。
ベースとなったシルビアは走行距離5万キロ台でコンディションの良いターボモデルでは400万円台で販売されている例もあることを考えれば、意外に価格は落ち着いているといえるかもしれません。

ヴァリエッタの価値について、前出の販売店は以下のように話します。
「当時は電動メタルルーフのモデルは希少でしたが、その後に他社からもたくさん発売されました。
今、ヴァリエッタを購入する予算があれば、同じ電動メタルルーフのスポーツカーで、より高年式で走行距離も少なく、そのうえステイタス性もあるメルセデス・ベンツの『SLK』の中古車が買うことができますよ」
※ ※ ※
意外に価格が落ち着いているのは「ヴァリエッタでなければ」という魅力が薄れてしまったからといえるかもしれません。
ヴァリエッタは、希少性はあるものの人気という点ではベースのシルビアには及ばず、価格も高騰しているというほどではないようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
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