スバル新型「BRZ」はニッコリ顔!? 6割超「カッコイイ」と回答! 最新スポーツカーで何を重視?
FRレイアウトやパワフルなエンジンに期待する声も
「新型GR86と新型BRZについてどのようなところに期待しますか?」(複数選択可)という質問に対しては、「超低重心のFRパッケージ」が59.7%、ついで「2.4リッターエンジンによるパワフルな走行性能」が50%、「スポーツカーらしいエクステリアデザイン」と「進化したハンドリング性能」が同率で48.4%となるなど、スポーツカーらしさを求める人が多いことがわかりました。
また、気になる点として、価格をあげる人も存在。初代モデルの2リッター水平対向4気筒エンジンから2.4リッター水平対向4気筒エンジンへと排気量が拡大したことにより、価格の上昇を懸念する声もあがっています。
さらにエンジンに関しては、「2リッターエンジンで登場して欲しかった」や「噂されていたターボグレードが追加されるのか気になる」という意見がありました。
確かに、日本の税制では、2.4リッターになると自動車税の区分がひとつ上のクラスになることから、2リッターで留めておいてほしかったというユーザーもいるでしょう。
その点、ターボエンジンに関しては、スバルは新開発の1.8リッターターボエンジンを新型「レヴォーグ」に搭載しており、BRZにも展開することが可能なように思われます。
しかしレヴォーグのボンネットにはターボエンジンを冷却するためのエアインテークが設けられています。
水平対向エンジンの特徴として、エンジン上部にインタークーラーが設置されていることからレヴォーグのボンネットには穴が空いているのですが、もし新型BRZにターボエンジンを搭載するとしたらこのエアインテークが必要になるでしょう。
そうなると流麗なクーペスタイルではなく、戦闘機を思わせる「WRX」のようなBRZが誕生することになるのかもしれません。
ほかにも、「6速MT車でアイサイトが採用されなかったのが残念。スポーツモデルでも安全性は重要」という意見がありました。
新型BRZでは運転支援システム「アイサイト」が初めて搭載され、全車速追従機能付クルーズコントロールやプリクラッシュブレーキやなど装備されますが、AT車に限定されています。今後は6速MTへの搭載が期待されるところです。
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新型BRZは2021年夏に発売される予定です。なお、兄弟車の新型GRは同年秋発売と、新型BRZのほうが早く世に出ることになっています。
スバルにも直噴技術がありWRX等で実績もあるのにトヨタのD4を採用しているのと、新86/BRZがFA型エンジンを継続しているという観点からすると、レヴォーグに採用されているCB型ターボエンジンの採用はおそらく無いでしょうね。
トヨタの横槍が入ったFAエンジンはトラブルが多く、同じ形式のエンジンを長年使う事が多いスバルが早くも新しい形式のエンジンを出していることからも、色々と事情が察せられます。