ついにスバル新型「BRZ」日本初公開! 2.4L&アイサイト採用で2021年夏発売
スバルは、新型「BRZ」の日本仕様を2021年4月5日に初公開しました。すでに2020年11月に北米で同市場向けの新型モデルを世界初公開していましたが、右ハンドルとなった日本仕様向けは2021年夏の予定だといいます。
新型2.4リッター水平対向4気筒エンジンを搭載
スバルは、新型「BRZ」の日本仕様を2021年4月5日に初公開しました。
新型BRZは2020年11月に北米で世界初公開されていますが、今回新たに公開された日本仕様には、どのような特徴があるのでしょうか。
BRZは水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのピュアスポーツカーです。
初代モデルは2012年に登場。エンジンを低い位置に搭載したことで、低重心による優れたハンドリング性能を実現しました。
2代目にあたる今回の新型モデルは、初代モデルの2リッター水平対向4気筒エンジンから排気量を拡大した新型2.4リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。吸排気性能の強化とフリクションの低減により、トルクを15%向上しています。
トランスミッションは、初代モデルと同様に6速MTと6速ATを用意。
AT搭載車は「SPORTモード」の制御が進化し、クルマがスポーツ走行中と判断すると、ドライバーの意思や操作に応じてシフト操作を自動でおこない、よりダイレクト感のあるコーナリングを可能にするといいます。
ハンドリング性能では、インナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用によりボディを再構築することで、初代モデルに対しフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅にアップ。
ステアリング操作への応答性を高め、より軽快な動きを実現するとともに、旋回時のトラクション性能を向上させています。
高張力鋼板の採用を増やすなどしてボディを強化するとともに、エアバッグをはじめとする乗員保護システムも強化し、衝突安全性能を向上。
なお、AT車は、プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールなどの機能を有する運転支援システム「アイサイト」が標準装備です。
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初代モデルと同様に、新型BRZはトヨタ新型「GR86」との共同開発車です。クルマのベースを共有しながらも、それぞれの個性を引き伸ばす異なる走りの味を持たせることに注力。
スバルとGR86開発チームとがお互いに切磋琢磨した結果、新型BRZでは「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」を実現しました。
これは、2019年9月に合意した新たな業務資本提携のなかで掲げられた「もっといいクルマづくり」へともに取り組むことの具体例だといいます。
新型BRZの日本発売は2021年夏の予定です。
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