次世代レクサスは「スピンドルボディ」へ進化!? SUV×EVの「LF-Z」に期待することとは
レクサスは次世代の方向性を示すモデルとして、SUVタイプのEVコンセプト「LF-Zエレクトリファイド」を世界初公開しました。このコンセプトカーの印象についてSNSでアンケートを実施しました。
レクサスがSUVタイプのEVコンセプトカーを世界初公開
レクサスは、SUVタイプのEVコンセプトとして、「LF-Zエレクトリファイド」を2021年3月30日に世界初公開しました。
次世代レクサスの方向性を示すコンセプトカーとして登場したLF-Zエレクトリファイド。レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」はいわゆる「グリルレス」となり、クーペSUVボディ全体のアーキテクチャをさらに進化させた「スピンドルボディ」が採用されました。
リアのデザインはシンプルな水平基調とし、張り出したタイヤを強調する造形を組み合わせることで力強いスタンスを表現。
また横一文字の薄型リアコンビネーションランプを採用するとともに、「L」のエンブレムに代わって「LEXUS」ロゴを新たに配置することで、新たなレクサスを感じさせるスタイルを実現しています。
くるまのニュースではLF-Zエレクトリファイドについてのアンケートを実施し、SNSユーザーの意見を収集しました。
「LF-Zエレクトリファイドについてどう思いますか?」という設問に対して、「まあまあカッコ良いと思う」が34.6%ともっとも多く占めていましたが、「あまりカッコ良いとは思わない」が26.9%となっています。
「とてもカッコ良いと思う」(11.5%)と「まあまあカッコ良いと思う」(34.6%)の合計が46.1%、「あまりカッコ良いとは思わない」(26.9%)と「まったくカッコ良いとは思わない」(23.1%)の合計が50%となり、先進的なデザインのコンセプトカーということもあり、好みが分かれる結果となりました。
次に、「LF-Z エレクトリファイドのグリルレスのデザインやクーペSUVのスタイルについてどう思いますか?」(自由記入)という設問では、さまざまな意見があがりました。
「グリルレスでもしっかりスピンドル感を感じられるデザインは好感が持てる」「EVに遊び心を感じる」「未来的で良いと思う」など、好意的な意見が寄せられています。
その一方、「デザインに迷いを感じる」「10年後、20年後にこのデザインが美しいと思えるかは正直微妙」「スピンドルグリルがようやく定着してきたのに、今ここでの転換はどうかと思う」「さっぱりしていて面白いが、形が残っているので100%グリルレス感が無い。SUVは流行りとして外せなかったのかという印象」など、次世代レクサスのデザインとして物足りなさを感じるコメントもありました。
さらに、「SUVブームだから仕方ないけど、折角の流線型が車高が高いぶん半減」「空気抵抗やリフト量が増えるので車高は下げたいのが本音だろうが、もう少し視線が高くてSUVらしさを出したほうがいいのではないかと思う」など、SUVとクーペを融合させた個性的なスタイルだけに、どっちつかずといったようなコメントも見受けられました。
また、「ルーフが低く乗りにくそう。車内も狭そう」「ルーフのピークが後席に座った人の頭部あたりなので、スタイリッシュなデザインだが居住性はよさそう」と、居住性に関心を寄せる回答者もいました。
「LF-Z エレクトリファイドの量産車が発売されたら購入したいと思いますか?」という設問には、「購入したい」が30.8%、「購入したいと思わない」が69.2%となりましたが、まだコンセプトカーの段階ということで量産車がイメージしづらいこともあってか、購入したいと思わない人のほうが多かったです。
「次世代EVとしてLF-Z エレクトリファイドに欲しい機能はどれですか?」(複数回答)という設問では、「カッコ良い外観デザイン」(73.1%)がもっとも多く、次いで、「長い航続距離」(69.2%)、「より短い時間で充電できる進化した急速充電機能」(61.5%)が上位を占めました。
さらに、「快適な室内空間」および「スポーティな走行性能」(38.5%)、「高度な自動運転技術」(26.9%)が続くなど、レクサスのEVということで、長い航続距離やスポーティな走りに加え、ストレスなく充電できる性能に期待する声が多いようです。
加えて、スタイリッシュなデザインや快適な室内、自動運転技術など、プレミアムブランドに相応しい装備が求められていることがわかりました。
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