「キンコン音」速度警告装置はなぜ廃止? 最新レーダー探知機で復活した理由とは

なぜ速度警告音はレーダー探知機で復活?

 現在では搭載されなくなってしまった速度警告装置ですが、当時はオプションとして鳴らせるような設定もできたとされています。

 そんななか、オービスなどの速度取締装置から発せられるレーダーを察知して教えてくれるレーダー探知機でも一定の速度を超えた際に警告音を出すことができるようです。なぜそのような機能を設けているのでしょうか。

 レーダー探知機メーカーの担当者は以下のように話します。

「レーダー探知機は基本的に安全運転を支援するものです。そのため、速度警告音同様に取り締まりがおこなわれている区間やオービスの位置などを知らせるのと同じように、うっかりでの事故を減らすために警告音が鳴るよう設定されています。

 また、警告音が鳴る速度は自身で設定できます。理由としては、ユーザーのドライブスタイルに合わせて超えると危険だと感じるスピードを設定していただきたいという思いがあります」

※ ※ ※

 速度警告音同様に、レーザー探知機も安全運転を支援するために警告音が鳴る仕組みとなっているようです。

スプリンタートレノ(AE86)にはかつて速度警告音装置が搭載されていた
スプリンタートレノ(AE86)にはかつて速度警告音装置が搭載されていた

 速度警告音はスピードの出しすぎを防ぐ安全運転のために義務化されるも、現在では姿を消しています。

 しかし、類似したものがレーダー探知機に採用されるなど、現在でも一定の需要は存在するようです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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