世界的にもっとも権威のあるデザイン賞! ホンダ「フィット」の海外仕様がレッド・ドット・デザイン賞を受賞
ホンダが、世界的に権威のあるデザイン賞のひとつ「レッド・ドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門を、同社の大型バイク「フォルツァ750」とコンパクトカー「ジャズ」(日本名:フィット)、「ジャズ クロスター」(日本名:フィット クロスター)が受賞したと発表しました。
世界的なデザインアワード
ホンダは、世界的に権威のあるデザイン賞のひとつである「レッド・ドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門を、同社の大型バイク「フォルツァ750」とコンパクトカー「JAZZ」、「JAZZ CROSSTAR」(日本名:フィット、フィット クロスター)が受賞したと発表しました。
レッド・ドットは1955年に設立された、世界的にもっとも権威のあるデザインに関する賞のひとつです。
主催はドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターで、プロダクトデザイン部門は51カテゴリに分けられ、おもに工業製品を対象に、デザインの革新性、機能性、耐久性、人間工学など9つの基準から審査されます。
そして、今回レッド・ドット・デザイン賞のプロダクト部門に選出されたジャズとジャズ クロスタ―は、歴代モデルで培ってきた広い室内空間や使い勝手の良さを進化させながら、「心地よさ」という数値では語れない価値を提案。
機能と心地よさを無駄のない美しさで両立し、ホンダの四輪を代表するグローバルモデルのひとつとして成長し続けている1台です。
おもな特長としては、ホンダのM・M思想を具現化し、コンパクトカーとは思えない圧倒的な室内空間や多彩なシートアレンジを継承。収納や荷室容量も確保され、快適な移動をサポートする使い心地が提供されています。
また、フロントピラーを従来の半分以下の厚さにすることで、心地よい視界を実現。十分な衝突安全性能も確保され、機能、デザイン、安全がバランスされています。
インテリアのコンセプトは、「日常の移動を心地よい時間に変える」とし、前後席ともに長距離ドライブでも疲れにくい快適な座り心地を実現するなど、ドライバーだけでなく乗る人すべてにとって快適な空間が目標とされました。
エクステリアのコンセプトは「日常にもっとも心地よいパートナー」。親しみ、安心感、走りをキーワードに、広く愛されるデザインが目指されています。
同時受賞となったフォルツァ750も、2020年秋にヨーロッパで発売され、利便性の高いパッケージングと力強いトルク特性で、燃費性能に優れる直列2気筒745ccエンジンにホンダ独自の二輪車用「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」を組み合わせることで、コミューターの快適性・利便性とモーターサイクルの走りの楽しさが、高い次元で融合されたモデルです。
おもな特長としては、フロントデザインはフォルツァシリーズのトップエンドとして存在感を表現するとともに、ライダーとパッセンジャーのふたりが快適に高速道路を走行できる優れたエアロダイナミクスが実現されています。
また、存在感のあるスタイリングが表現されつつ、街中で取り回しやすいサイズ、シート高790mmによる足つき性、フルフェイスヘルメットが収納可能な22リッターのシートアンダーボックスなど、日常の使い勝手も考えられたモデルとなっています。
受賞に対し、本田技術研究所 デザインセンター 執行役員 センター長 南 俊叙氏は次のようにコメントしています。
「昨年の受賞に引き続き、今回も世界的なデザインアワードであるレッド・ドットより、プロダクトデザイン部門で賞を頂くことができました。
これはホンダの創業から引き継がれる『人々の暮らしをより豊かにする』というデザインに込めた想いを評価していただけた証だと考えます。
我々はこれからも変わらずこの想いを踏襲しながら、さらに枠にとらわれない『驚きと感動』を提供できるデザインを目指し続けていきます」
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